チャベス大統領
2013年2月キューバから娘達と帰国した時の様子
マドゥロ副大統領
ベネズエラのチャベス大統領(58歳)が呼吸器系の感染症のため
3月5日午後4時25分(日本時間6日午前6時半頃)に死去したことを
ベネズエラ国営テレビにおいてマドゥロ副大統領が発表した。
2011年6月に癌発症で手術を行って以来、再発を繰り返し
昨秋、キューバで4度目の癌手術を行った。
今年2月にベネズエラに帰国をしたことが伝えられてきたが
その後、感染症は回復することはなかった。
今後、マドゥロ副大統領が後継者になるのか
選挙を行うかは未定である。
これまで反米路線をたどってきたベネズエラだが、
チャベス大統領の死去1時間ほど前に、
マドゥロ副大統領は演説を行った。
その中で、アメリカ政府の外交関係者が
ベネズエラの不安定化を狙い暗躍している、
アメリカなどの敵国が大統領の病気を悪化させている
などと批判している。
これについて、アメリカは強く反応し否定している。
今後も、マドゥロ副大統領がチャベス大統領の後継として
反米路線を辿り、国民から支持を得るための作戦ではないか
とみられている。