数日前に郵便局から手紙が届いた。

読んでみても、あまり意味を理解することができなかった。


平成24年月1日、「郵便局株式会社」と「郵便事業株式会社」は

会社統合によって「日本郵便株式会社」になります。

そして、「日本郵便株式会社」、「株式会社ゆうちょ銀行」、

株式会社かんぽ生命保険」、「日本郵政株式会社」の4社からなる

新たな「日本郵政グループ」がスタートいたします。



考えてみれば、小泉政権時代に郵政民営化が行われて

具体的に、何がどう変わったのかもわかりにくかった。


この数年で郵政民営化されたことで、どんな問題があったために

今回、このようなシステムに変更されたのか、

具体的な説明が全国民に向けて丁寧に行われただろうか?


私自身は、郵便局からの手紙を読んではじめて、

ああ、郵政事業に変更ががあるのかと認識した。


この書面を読む限り、かつて民営化以前の郵便局と同じじゃないの?

「株式会社」とはあるものの、これは覆面のようなもので

実際の中身は国有企業に近い形に戻したということなの?


郵便局サービスガイドの挿し絵の赤いポストを見たときに、

「私たちは、昔の姿に戻りました」と郵便局が主張しているようにみえた。


今回、郵便局は、何のためにここまで大々的に

新「日本郵政グループ」になりましたと宣言する必要があったのか

経過の説明がないまま改革が行われたのはどうしてなのかと思った。


そういえば、、、

郵政民営化に大反対していた亀井静香氏の露出度が極端に減っていた。

政治家が沈黙を守っている時こそ、勝手に改革が進められていたということか


小泉さんは何を求めて郵政民営化を強く訴えていたのか

何が失敗で、再びやり方を変えることになったのか

これから、どういう方向に進むのかがさっぱりわからない。


お金を預ける立場としては、企業の形態が変わるたびに心配になる。

顧客を大切にしてくれて信頼のおける企業に成長して欲しい。