アフガン上空を飛ぶ無人偵察機

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アメリカ本土ネバダ州でモニター画面を見ながら

操作し、日夜、テロリストを追いつめているらしい
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        まるでゲーム機のようにみえる操縦かん

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アメリカ軍は、アフガンのテロ対策には無人偵察機は欠かせないとしているが、

国防総省によれば、これらの無人機がコンピュータウィルスに感染したという。


国防総省は、このコンピュータウィルスを除去しようと伝統的な手法を取ってきたが

このところはうまくいかない。


唯一、これを除去するには、すべてのハードドライブなどをゼロから構築しなおす

以外に方法はないらしい。


アフガニスタンでは、常時100機以上の無人機が飛んでいるとされている。

それを操縦しているのはアメリカ本土からでネバダ州の基地から

無人偵察機の遠隔操作が行われている。


サイバー攻撃を受けることは、このコントロールシステムに

爆弾や銃弾を撃ち込まれたぐらいの重大な問題であるが、

今年に入り1度のサイバー攻撃により24000のファイルが盗また。



これまで、無人偵察機はアフガニスタンとパキスタン国境付近にある

基地で操作されているんじゃないかと想像していたので、アメリカ本土の

ネバダ州にある米軍基地から遠隔操作をしていると知った。


この無人偵察機の誤爆により、アフガンとパキスタンの国境付近では

多くの民間人が殺害されている。 



米軍は、こういった問題について、コンピュータウィルスが混入し

本土のプログラムにサイバー攻撃を受けたためにご操作が起きて

多くの民間人が犠牲になったと言い訳するつもりかもしれない。


アメリカ軍の責任ではなく、サイバー攻撃をしてきたハッカーのせいで

多くの民間人の死者を出したとでも言いたいのだろう。


大した検証もしないままに、アメリカ本土でピンポイントを決めつけて

ネバダ州から飛行機を遠隔操作するのでは、あまりにも無責任すぎる。


そんな場所から、どうやってテロリストだけを発見できるんだろうか?


操縦かんを握る軍人の姿は、まるでゲームセンターでゲームを

楽しんでいるような姿にみえてならない。



たとえば、これを北朝鮮やイランなどの国が無人偵察機を飛ばして

日本やアメリカなどの同盟国を攻撃して、多くの民間人を殺害しよう

ものなら世界は黙ってはいないだろう。


ところが、アメリカ軍がアフガンで無謀な行為をしても誰もとがめないで

認めてしまっている現実がある。


これがテロとの戦いの現実だと考えると本当に恐ろしい。