このネットニュースの報道は曖昧なところがあるように思う。
米政府を始め、韓国、中国などアジア政府高官など限定的に狙って
ハッカー攻撃があったもので、不特定な人々すべてに対して行われたものではない。
政府関連の機関が狙われたのでクリントン氏が青くなってFBIへ調査を依頼した。
フィッシング手法が使われており、政府高官などにメールを送信し、
リンクにおびきだして、パスワードを使用させて情報を盗み出す手法である。
パスワードを盗まれると政府のコピュータ内までアクセス可能になる。
上司から興味深い内容のメールが入ってきたように見せかけているために、
大変に巧妙でフィッシングとはわかりにくい内容のメールになっているようだ。
メールを開いて読もうとすると、あるサイトを開くように指示が出るため
それを開けばウィルスに感染する恐れもある。
職場で使用しているコンピュータが汚染されると、個人の使用している
コンピュータも汚染されやすくなるという。
このようにして、政府などの機密情報は外部に漏れやすくなる。
この問題のEメールの発信地は中国の山東省とされている。
背景に中国政府がいるのかは明らかにされていない。
中国側は、言いがかりだとして強く否定している。
一般の人達がフィッシングに狙われやすいケースとして、
GoogleのGmailアカウント登録するページが偽サイトの場合がある。
最近、アメリカなどではGmailアカウントの偽サイトが存在している。
よく似ているが、本物のサイトとはアイコン表示などが違っている。
ログインしようとした場合に、パスワードを入れずにサインインしようと
すると、赤字で警告が出るのは本物サイトである。
フィッシングの偽サイトかを確かめずに、アカウントやパスワードを登録すると
偽サイトから情報を盗まれる危険性が高い。
日本語からグーグルサイトに入る場合は大丈夫かもしれないが、
Englishでサイトを捜して、アカウント作成をしようとすると
偽Gmailサイトの場合があるようなので気をつけた方が良さそうだ。