最近、フェイスブックは、グーグルのプライバシーに関する方針について

疑問を呈するキャンペーンを行ったことを認めた。


先週、Burson-MarstellerというPR企業がジャーナリスト達に対してEメールを送った。

グーグルは密かにユーザーのプライバシーに関する情報を集めているとしている。


Burson社は、グーグルはソーシャルサイトで情報を得て、それをユーザー達の

同意を得ることなく、広く一般の人々に提供していると主張している。


Gメールアカウントを持っている人達の友人だけではなく、

友人の友人の情報を得ることができるようになっているという。


5月3日、Burson社は、プライバシーブロガーのChristoher Soghoian氏に

このようなことが起きていることを示唆した。



何のために、フェイスブックはこのようなことをしていたのかといえば、

グーグルがフェイスブックで得た個人情報を垂れ流していると考えたようで

どこまで個人情報を掴んでいるのかを知るために、第三者のBurson社を

使って調べたという。


グーグルでは、2009年から『ソーシャルサークル』が始まっており、

今回、特にそれが問題になっている。


『ソーシャルサークル』というと、何のことかピンとこないけれども

YOUTUBEにも『ソーシャルグラフ』といって解析グラフが付いていて

それでユーザーがどこから入ってきたを知ることができたり

URL検索や関連付けを見たりすることができたと思う。


友人だけではなく、友人の友人までが突き止められるようになっており、

そのプライバシーは、ある一定のユーザーのデータが検索エンジンや

ウェブサイトからでも情報が入手可能になっているようだ。


ただ、フェイスブックについては、ウォールという壁で守られており

つながりのある者同士のやりとりは見ることができても、それ以外では

遮られているため、それがウェブ上に出てしまうことはないのではないかと

考えられている。


フェイスブックもまた、個人情報を企業に垂れ流してきた過去があるので

自社のことは棚に上げているのがやっているのがおかしい。


いずれにしても、フェイスブックとグーグルの関係が良いとはいえず

疑心暗鬼な間柄といえそうだ。



今、個人情報が垂れ流されて、それが危険とわかっていても

なかなか、ブログやツィッターなどをやめる人も少なくなっている。



つい最近、私もYOUTUBEを閉鎖させられた。

理由は、福島原発問題で3号機の水素爆発動画を公開したから。

1つの動画が削除されただけかと思ったら、アカウントが使えなくなっていた。


その時に、自分のサイトに入れなくなってしまい閉鎖手続きを取るにしても

自分の個人情報の携帯番号を入力しなければ、段階的な手続きが

踏めないようになっていた。


グーグルに個人情報、位置情報などが盗まれたと感じて疑心暗鬼になったので

その後は、Gメールアカウントなど全て削除したことがある。


私もグーグルは様々な手法で個人情報を入手していると感じる。

グーグルを収集した個人情報は、どこに流れているのかが気になることがある。