福島第一原発の放射性物質のレベルが高くなっているため

米軍は日本で最大のアメリカ軍基地である横須賀から

数千人のアメリカ人兵士と家族を強制退避させる方向で検討に入った。


日本の放射性物質は、アメリカシアトルでも検出されたと報告が出ている。


現在 2号機3号機からは煙が上がっているが、特に3号機が重要課題であるが、

ウランやプルトニウムなどが含まれていることも報告されている。


米原発専門家によれば、配電盤まで電源をつなげることができた復旧作業は

プラスといえる。施設に通電することが重要課題で、これができるようになれば

かなり状況は好転することになるだろう。


今後数週間は前進と後退が予想されるが、この数日間は警戒しなければならない。


また、放射性物質を浴びた農作物についても、今後、数週間

もしかしたら数年間は問題が残るだろうと話す。

こういった放射性物質は食品に関しては濃度が増すことがわかっている。


国際社会としては、日本における食品の供給に関しては監視を続けることが

必要になるだろう。 チェルノブイリ事故の後には牛乳が高い数値を示し、

その警告なかったために、牛乳を飲み続けた人々に人体的影響がみられた。



もう一人の米人学者は、白い煙と黒い煙について、白い煙は水蒸気と思われるが、

黒い煙は火災の可能性が考えられる。

今回の黒い煙は、はっきりしていないが電気を通そうとしたことで、火災につながる

ようなことが起きたのかもしれないが調査しているのではないかと話している。


IAEAは、独自の放射性物質のモニタリングを始めた。

20kmの地点と500kmの地点で放射性のレベルを測定する。

場所によって全く値が変わってくるだろう。


また天候を心配しなければならない。日本では数日間雨が降る予想が出ているが

雨によって放射性物質が落ちてくるかもしれず、地面に吸い込まれる可能性もある。


最悪の事態は乗り越えたといえるだろうか?

短期的には、原子炉を監視し続け冷却し放水しつづけることで、使用済み

核燃料を水に浸からせなければならない。これは数日間かかるだろう。


長期的問題としては、世界がどのようにしてモニタリングを可能にするか

が課題となるだろう。


海水にも放射能物質が流れているが、その点については地上に流れるよりは

海に流れた方が濃度が低くなり、長期的には物質が分解されるので対応できる

のではないか、日本上空に放射能物質が留まるよりはマシだろうと米人学者は語った。



米人学者が説明していたけれども、、、、

海水に垂れ流された放射能は本当に分解されるのか?


日本人は、近海で採れた海産物や魚介類を食べるので、

放射能濃度が薄くなるとか分解されると言われても

プランクトンや魚などが、その放射能物質を受けて

人間の口に入れば、ヨウ素やセシウムを摂取することが

あるのではないか?と想像すると、学者が語るほどに簡単な

話ではないような気がしてならなかった。


アメリカ人は、海藻を食べる習慣がないから日本人の心配が

理解できないのかもしれない。