アメリカ、イスラエル、エジプトは同盟関係にあるため、
今回、エジプトでは暴動が起きているが、アメリカ政府は
今のところムバラク政権に対しても抗議する市民に対しても
何も対応しないようだ。

ただ、エジプト人の一部では長期的にアメリカがムバラク政権を
支持してきたことに対する反米感情が高まっており、エジプトに
滞在するアメリカ人は危険にさらされているという。

アメリカ大使館の警備のために米兵士を送りこむ予定で、
エジプトに滞在するアメリカ人を国外に脱出させるための
準備をしている。


現在、ムバラク大統領脱出の話は出ていないが、もし国外追放が
決定すれば、アメリカ、ロンドンなどの候補が挙がっている。
今後、ムバラク大統領はどこへ脱出するのかに注目が集まりそうだ。




2009年6月3日記事(再)

2009年6月上旬にオバマ大統領の中東訪問が行われたが、それに備えて
5月半ばに、ガマル・ムバラク氏がヨルダンでCNNのインタビューを受けた。

中東和平のために、サウジアラビアとエジプトは、イスラエルと
パレスチナの2カ国共存についての和解に向けて、米政府の後押しをし
支援していきたいといったことを話していた。