最近、知って、なるほど面白い発想だなと思ったのが、

NYに、昼寝、うたた寝の睡眠場所を提供する店がオープンしたことだった。


夜、眠れなくて睡眠薬などを使って眠るという人も少なくないようで、

そこまでして眠りたくないけれども睡眠不足で、朝、起きてから

疲れるという人が、NYのオフィス街でも大勢いるらしい。


それで、仕事の合間のお昼の休憩時間などに利用できる

30分ほどリラックスして安眠させてくれるカプセルを持つ店が

オープンして、それが人気を呼んでいると話題になっていた。


睡眠場所を売っている店内は、全体的に夜のようなムードで

うす暗くて静かだった。癒し系の色調になっていて清潔感もある。

一人用のカプセルのようなベッドのような椅子は、うたた寝するのに

ほど良い角度になっていて、ゆったりとくつろげる。

枕が備え付けられている。   値段は忘れた。


お客さんには好評で、ほんの30分ほどの僅かな時間でも

眠りにつければ、目が覚めてからの仕事の効率が良くなるという。

今は、睡眠時間を買ってでも価値があると感じているようだった。

マッサージというのでもなく、本当に、うたた寝専門店だった。


都心は24時間眠らない街のような場所なので、オフィス街などで

カプセルホテルなどとは別に、こういった僅かなお昼寝タイム程度の

リラクゼーション、プチカプセルを商売にすれば、これはこれで

ヒットするかもしれないと思った。


市場原理、僅か数分の睡眠時間までも商売にできる時代と知った。