2010.6.10
拉致被害者の会が1000人のデモ行進を行い、
菅首相と面会して一刻も早い拉致被害者の救済を訴えた。
世界のできごと-2010061107180000.jpg

世界のできごと-2010061107170000.jpg


拉致被害者家族は、急きょ菅首相と面会して直接に拉致被害者の救済を訴えた。
首相は「みなさんの気持ちを受け止める。家族の怒りを思うと、申し訳ない
気持ちでいっぱいだ」と北朝鮮に対して圧力を強めて行くことを約束した。

普天間の基地問題は長期的に解決していくことが望まれているが、
拉致問題は一刻を争う人道的な問題なので、米・韓・中を含めて
拉致被害者の返還を求めて動き出してほしい。

今まで民主党に対して冷ややかに見ていたけれども、拉致問題で
動き始めれば、国民のために民主党の印象が持てるかもしれない。
そんな気がした。



CNN
2009年6月北朝鮮でスパイ容疑で逮捕経験のある日本人ジャーナリスト



CNN
同年6月アメリカが取材した北朝鮮収容所内部



2010.6.5

最近、日本では拉致問題について、まったく進展がないように感じる。


今、アメリカ、韓国、中国の間では北朝鮮に対して、かなり強い姿勢で
のぞむことを決めて話し合っている。
日本も、鳩山首相が韓国に向かい、その会談をしたばかりだった。
そんな重要な時期に、トップ交代になってしまった。

最近、アメリカの報道を見ていると、韓国哨戒艦の沈没事件によって、
核開発問題だけではなく、イランや北朝鮮に対して拉致された人達に関する
人道支援問題に触れ始めているところがある。


日本よりは、強く人道支援に関心を示しているように感じることがある。
国交がなくても、より多くの人が大きな声をあげることによって
国全体の問題としてとらえ、マスコミを含めてあらゆる手段を行使して、
国家一体となって帰国させることを実現できると話していた。


今、北朝鮮問題を取り上げて国連に訴えるには良い時期であるのに
日本は拉致問題について何一つ触れない。 

どうしてなのだろうかと、はがゆい思いがする。