今、オバマ大統領が約1時間に渡る記者会見を行っていた。
景気対策のこと、アフガン問題、金融危機についての事など
記者の質問について、問答形式の会見を行っている。
話がわかりやすい。 若い大統領なのでスタイリッシュ。
まるでドラマでも見ているようだ。
経済、金融危機が「このままでは破滅的状況に陥いる」という
表現が頻繁に使われた。だから景気に対する刺激策が必要であると、
現状の策を推し進めたい意向が現れていた。
大統領として、今、この時期に最優先にするべき任務は何か、
今、国民から何を求められているのかなど述べている。
この会見を見てから麻生政権を見ると、相当にがっかりする。
アメリカメディアでは、この会見に対して厳しい見方をしている
評論家もいる。景気刺激策について国民の考えは、
賛成・反対ともほぼ半数で、意見は2分しているようだ。
-メジャーリーグ選手の薬物問題について-
残念だ。 多くの選手は薬物に頼らずに頑張ってきたことでしょう。
メジャーリーグボールが深刻に受け止めたのは良かったんではないですか。
子供達も、成功に安易な道はないということの示しになったと思います。
-核兵器に関して-
疑いもなく、パキスタンのガザ地域にはアフガニスタンの国境地域ですが
テロ組織が暗躍していると思っています。
パキスタンに対してメッセージを送りたいと思います。
アメリカだけではなくパキスタンも危機に立たされているということで、
全く無実の人を殺害するなど、テロを許すわけにはいかない。
パキスタンと協調して、テロとの戦いに挑んでいきたいと考えています。
核について軽はずみな話はできないが、アメリカはロシアと協力しながら
軍縮に力を注いでいきたいと考えています。
ジュネーブ条約を遵守します。その上でテロとの戦いを進めていく。
違法な行為があれば、一般市民と同じように訴追されるべきだ。
皆と結束し、情報機関の全てのメンバー、彼らはアメリカを守るために
様々なことを行ってきたんです。彼らは充分な情報を得ないままに動いてきた。
今後は、協力しながら進めていきたいです。
-共和党の賛成を得られなかったが、今後、難題が出てくるが、
この教訓を元に、この先をどう考えているか-
古い悪しき慣習を直すことは難しい。人々は、お互いの限界を
試しているような気がします。多くの国民は、お互いをけなしあって
おとしめることにヘキエキとしているので、理論的な事ばかりではなく
実務的な策を踏み出すために、政治家は、そろそろお互いの歩み寄りが
できるように努力していかなければならないです。
私は、必要なところに投資をする。
説得力の強い、データの基づいた議論が出されたとしても、
実務的に物事を進めたいと考えています。