離婚したい…と思いながら、離婚を決断する事が出来なかったあの頃。
久し振りにそんな日の事を思い出した。
その頃は、少しずつ、自分のココロの声が聞こえるようになってきた頃。
言い換えると、自分の感情を少しずつ感じられる様になってきた頃だった。
ココロの声をもっと早く聞いていれば…と、思うこともあるけれど、丁度良いタイミングまで、僕は自分の決断を温めていたのかもしれない。
必要な事は必要なタイミングで起きてくる…
そんな事も今だから分かってきたが、あの頃は全く明日の事が見えないで、もがき苦しんでいた…
僕が離婚を決められたのは、本当に些細な事だった。
ただ、その些細な出来事が僕の人生を大きく変えることになっていった。
離婚を決められた瞬間…僕のココロの中には言葉では言い表せないような高揚感が沸き立っていた。
それは、それまで微かに持ち続けていた未来への憧れが、未来は確実に変えられるという事を確信した瞬間でもあった。
僕はずっと未来に対する確信を追い求めていたのだろう…
その確信とは、自分自身が幸せになれるという事
でも、僕の幸せの決定権は、彼女が握っていると思っていた。
しかし、そこだけは絶対的に間違っていた。
僕の幸せの種は、僕自身が持っていたものだった。
離婚は相手や様々なことが積み重なっているものと、思われがちではあるけれど、
実はシンプルなことなのかも知れない。
それは、離婚したいのか…離婚したくないのか…
僕は最終的に離婚をするという決断をしたけれども、この決断の成否は自分が決めない限り永遠に答えは出てこないし、また、悩み続けることにもなるのだろうと感じている。
もし、今離婚すべきかしないほうが良いか…思い悩んでいる人がいたとしたら、色々な条件が重なって、すぐに結論が出せないかもしれないけれども、その条件を、一度脇において、自分のココロと向き合って欲しい…
本当の答えを知っている自分自身のココロと。
離婚したいのか…離婚したくないのか…
と、いう事を…
そして、何度でもココロに問いかけて欲しい…
自分自身が納得するまで。
決めるのは、頭で考えたことじゃない…
ココロで考えたことだよ…

