母が天に召されて9年になりました。
まさに今の時間(午前8時過ぎ)に父から電話がありました。
認知症を発症して5年。その年末年始に帰省した際「結構厳しいな」という感じだったので、「来るべき時が来たんだな」と正直驚くことはありませんでした。
覚悟していたとはいえ、自分は冷たい人間かもしれません。
仕事のことを考えつつ、葬儀の前日に帰省し、通夜~葬儀を父の脇で淡々とこなし、通夜の挨拶をした父から「葬儀後の挨拶は頼む」と言われ、悲しみよりも「挨拶をきちんとせねば」という気持ちで例文を参考に考え、必死に覚ることに注力しました。
挨拶は間違えずにきちんとできたけど、涙を流すこともなく挨拶した長男を廻りはどう見たのかな・・・と思ったのは帰京した後でした。
多分、母は天から「あんたはそんな子だから」笑っていたことでしょうしょうがないですな。
また、1年、母に恥じること無く生きていきたいものです。