安藤美姫「勝った」 | 趣味のスカイウォーカー

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安藤美姫 がフィギュア世界選手権で優勝した。前日のショートプログラムで2位につけていたが、その日の夜のテレビ解説で佐野稔が「SPで首位のキムはフリーでの演技で、4分間という長時間と7回のジャンプに耐えることができないだろう」と予想していた。
アンドウ
そしてフリーの演技、佐野の予想は的中してキムは致命的な2度の転倒をしてしまう。そして安藤が見事な演技を見せて逆転優勝した。浅田もフリーでは最高得点を出して2位に入った。

一方の3位に沈んだキムはも笑顔で表彰台に立った。ケガが治れば2人の強敵になることは間違いないが今から楽しみである。
アンドウ
安藤は、これほど有名になる前にテレビ番組に出演していた。 フジテレビの人気番組「トリビアの泉」に 出演して、同番組の総集編でも 再放送された。この番組を見て ファンになった人も多いのだろう。

「フィギュアスケート選手は1000回転しても目を回さない」の題目で、実際に1000回転して目を回さなかった。最後は健康に影響が出るといって実験をストップしたのだが、その時本人から出た決めゼリフは「勝った」だった。

安藤が得意なものが高速スピンということを考えると、このトリビアの実験が本人に自信を持たせたのかもしれない。


フリーの演技が終わって、見守っていた荒川静香 と抱き合った。選手権前には 浅田に主役を奪われていたが、安藤はこれを奪い返した格好になった。

試合後に浅田と一緒に出演したテレビ番組のなかで プラカードで○×で答えるコーナーがあった。「お互いをライバルと思う?」に、浅田は○だったが 安藤は×だった。本人は 自分自身に勝つのが大事と説明していたが、本当は最大のライバルはキムだと思っているのかもしれない。

アンドウ
昨日のエキシビションでも絢香の生歌にのせて華麗な演技を披露した。アンコールでは、滑りながら一緒に歌っていたのには驚いた。それほど嬉しかったのだろう、最後の4回転ジャンプを失敗したのはご愛嬌だ。