令和3年SC南三陸をサポート頂きましてありがとうございます。
新たなる年も引き続きご愛顧のほどよろしくお願い致します。
南三陸サポーターズ倶楽部は、単なる生産地交流だけじゃ無い関係性、復興支援だけじゃ無い関係性を目指して、2012年から始まった被災地スタディーツアーの取り組みが、2014年からサポーターズ倶楽部制へと移行して始まりました。
漁師は海の船の上だけじゃなく、袋に砂利を詰めておもりを作ったり、アミタドカシという掃除を行なったり、陸の上での作業も沢山あります。
漁具は、沈み過ぎても浮き過ぎてもダメで、その塩梅を計ることや、陸での段取りを含めて漁業です。
海岸では、若手漁師がおもりに丁度いい大きさの石を探していました。万が一袋が裂けても天然石は自然への負荷が限りなくゼロです。
震災をキッカケに、環境負荷を考えた漁業へとの転換を図り、養殖漁具(ケタ)の数を1/3にした漁師達の活動を伝えるには、量を作って売ればいいだけじゃ無い関係性をお伝えしていく必要があると考えて、また、これまでも存在したツーリズムや生産地交流が継続しなかった原因を探り、持続する関係性、生産地コミュニティにどんな影響を与えるべきか、そうした事を話し合う為に、パルシステムOB講師による漁師の勉強会『ヒュッゲ』も開催しています。
田植え、稲刈り、ハセガケ、稲漕ぎ、注連縄づくりという南三陸の暮らしのサイクルをお伝えするのは、生産地の暮らしを知って頂き、南三陸の魅力を共有して、単なる一過性の復興支援やツーリズムだけじゃ無い関係性を構築していく為です。
本日30日は、自宅の注連縄を手づくりしました。
藁を綯う事で、ご縁を結び、五穀豊穣、大漁祈願、家内安全、福徳円満、皆様の健康とご多幸をお祈り致します。
漁師だけじゃなく、水産加工業や自伐型林家も最初からサポーターズ倶楽部にいるのは、地域コミュニティと交流する企画だからです。コロナ禍で一時休止ですが、漁師体験から朝活禅までご用意してお待ちしております。
『だけじゃ無い関係性』単なる生産地交流を超える存在を目指して参ります。
牡蠣は、パルシステム東京会員の皆様が2月から出荷、パルシステム茨城栃木会員の皆様が3月からの出荷となります。
新たなる年もよろしくお願い致します。

