海は冬に活性化する | SC南三陸のブログ

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国領氏撮影

完全防寒で、冬の志津川湾沖外洋に貼られたワカメのケタを視察します。
パルシステムPB商品志津川湾のワカメは、その多くが、栄養豊富な志津川湾沖の外洋で育てられています。

遠くに金華山が見えます。外洋になると穏やかな志津川湾と違い、うねりが大きくなります。ある程度の大きさの船でないと、ここでワカメ・メカブを刈り取るのは容易ではありません。




荒波に揉まれて水温の低下と共に成長するワカメ。陸と海とでは、植物の旬の季節が反対だと言われており、寒さの厳しくなるこれからワカメは大きく成長します。



まだ小さい方だという黄金丸の阿部徳治さん。たみこの海パック阿部民子さんの旦那さんは、ワンオペで海の作業を行います。2月から3月まで育ててパルシステムPB商品となって出荷されます。たみこの海パックでも生ワカメ1本メカブ付きが購入可能です。ロープに近いウネウネがメカブ、そこから茎が伸びてワカメです。

生ワカメは、茶色です。お湯に入れるとサッと緑になります。見慣れた緑のワカメは、ボイルされたものです。

豊富な地下水が湧き、豊かな漁場でもある三陸沖は、ワカメの成長にも最適です。
外洋の眺めも一度体験してみませんか?