にんじん

 

登場人物

主人公 綾
お母さん
お父さん

ごはんの時間。

母「みんな~ごはんの時間よ~。」

父「お腹すいた。」

弟「飯、飯。」

そこに遅れて綾がやってくる。

綾「ゲっ!?」

お皿には人参がまるまる一本乗っていた。

母「綾、早く座って食べなさい。」

父「人参おいしいね。」

弟「丸かじりが最高だ。」

家族は幸せそうに人参を笑顔で食べている。
綾には悪魔に見える。
綾は1人立ち尽くしていた。

母「人参はカロテンを大量に含み
  美肌効果もあるのよ。」

綾「・・・。」

それでも綾は人参を食べない。
母はイラっとして言う。

母「人参を食べないと、おやつは無しよ。」

綾「ガーン!」

綾は人参と戦う決心をした。

世界が変わる。
巨大化した綾と人参は戦闘に入った。

綾「えーい!」

綾の緩いパンチはかわされる。
人参が綾を攻撃する。

綾「きゃあ!」

綾の頭の中に「人参!人参!人参!」人参コールがおこる。

綾「人参嫌い!
  助けて下さい!」

綾は泣き叫ぶ。
その時、神の声が聞える。

神「綾、綾。」

綾「むひょ!?」

神「立つんだ、綾。」

綾「誰なの!?」

神「このままでは地球は人参に滅ぼされてしまう。」

綾「そんなのイヤ。」

神「地球の平和は君にかかっている。」

綾「私、がんばる!」

綾は現実にも戻る。
綾はお気に入りのクマさんのエプロンをする。
お皿の上のまるまる人参1本を持ってくる。
綾はミキサーを持ってくる。
包丁で人参をぶつ切りにする。
それをミキサーに放り込む。
少量の砂糖も入れる。
スイッチを押す。
「ジュイン!!!」とミキサーの音がする。
人参が細かくなったのを確認してミキサーを止める。
中の人参ジュースをコップに注ぐ。
綾はそれを飲む。

綾「人参おいしい!」

こうして地球は守られた。

おしまい。