空想では描けないものをイラストで起こすとき多少の勉強はしないと始まらない。
多くは韓国ドラマを参考にしたり、いただいた資料で描いたのだが、ドラマゆえドラマの衣装があっているのかも悩むとこだが雰囲気も重要なのでイメージレベルで納めた。
「描ける」には絵の技術だけではなく構造や歴史の知識も重要なので「専門家」が生じるのだろう。
自国の侍に置き換えても、あまりにも「本当」を知らないことに気づき、映画や漫画がイメージの産物にすぎないことを知ることとなりギョッとするが
イラストレーターはさらにイメージの世界に突入することでリアリティーを確保せねばならない。


浅沼テイジは未だ成さず!-王

©ASANUMA TEIJI
画材/ワトソン紙、リキテックス、筆、



浅沼テイジは未だ成さず!-后

©ASANUMA TEIJI 角川書店
画材/ワトソン紙、リキテックス、筆、


浅沼テイジは未だ成さず!-朝鮮王朝

©ASANUMA TEIJI 角川書店
画材/ワトソン紙、リキテックス、筆、


http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_detail.php?pcd=201109000659

*筆である意味適当に描く自由さに惹かれる。
以前はリアルと言えばエアーブラシと筆を駆使して細密に描くことが原則で,それなりに緊張を強いるモノだった。
そこから解放されて,水彩画でリアルに描くこともあるなと今頃思える様になった。
自分が如何に自身で作った常識に縛られているか思い知るとともに新しい感覚を欲していると感じている。*