洋食屋さんに行きました。
一緒に行った方が幼少だった60年くらい前からある店だそうで、小さい頃お父様、お母様と元町に来るたび
お食事をした思い出があるんですって。
わたしを一度連れて行ってあげたいとずっと話してくれていたこのお店に
ついに訪れる日が来ました。
私たちはオープン一番のりです!
無駄なものが何一つ無く清潔な佇まい。
ランチに来る常連さんらしきお客さんが次々入店するけれどウェイトレスのおばあちゃんは落ち着き払って無駄な動きが無い。
少し待つうちに厨房なのかなと思う窓に灯りがついた。
今まで飲んだことのないくらい美味しい
プリンも
ほっぺが落ちました。
基本のレシピを忠実に守って来た事がわかり、邪食していたり料理を適当にしがちな自分に雷が落ちたような電撃が走りました。
舌べろからビリビリしびれたような
感動のショックです。
また、器、
今は製造終了したノリタケのセット
昔からずっとこれなんだそうです。
料理を邪魔しない控えめで清楚な雰囲気、デミカップの美しさもため息がでたけど
はじめのスープボウルのフォルムに、わー!最近見なかったなぁこの窪みの美しさ!優しい気持ちになりました。
エビフライは三びき食ったらヤバいだろと思ったけど全然ヤバなかったです。
食べに行くまではちょっとだけ遠いな、めんどくさいな、エビフライはたいめいけんでいんじゃね?なんて気持ちもあったけど
神様ごめんなさい
本当にすごい店!
わたしに気づきのチャンスをくれてありがとう
それから私をここまで運んでくれた
目に見えない力、原動力、好奇心、
ありがとう!
美味しいものを食べたら幸せになる。