店で売られているほとんどの野菜は農薬・化学肥料を入れられて育ったものです。

どれも色や形が均一で見た目がとても立派です。

 

生産者も消費者も農薬や化学肥料を身体に取り込むということが有害であるということは認識しているはずです。

そうとわかっていてなぜそれを生産者は販売し、消費者は購入するのでしょうか。

私なりに理由を考えてみました。

 

■生産者側

 ①見た目がいいもの、形がそろっているものを売りたい。規格に沿うものを作りたい

 ②収入を安定させるため、早く成長させ、収穫したい

 ③極力手間を省きたい

 

■消費者側

 ①見た目がよく、安いものを買いたい

 ②いつでも好きな野菜が欲しい

 

見た目がいいからといって栄養もいいのでしょうか?

安く作れればよい・買えればよいのでしょうか?

いつでも好きな野菜が作れる・食べれるのであれば”旬の野菜”の意味はあるのでしょうか?

 

買う方・売る方、両者の食に対する意識というものが低下していると考えざるをえません。

 

昔の人たちは「その時期にとれた旬のもの」のみを食べて健康に暮らしてきました。農薬も化学肥料も除草剤もありません。

現代のように「1日○○品目とろう」、「○○をこれくらい食べよう」という指標もありません。

本来であれば旬のものを食べるだけで栄養も足りるはずです。

 

結局のところ、「好きな野菜を好きなだけいつでも安価で」というニーズがどんどん大きくなった結果がいまにつながっています。

 

便利になった世の中を不便に戻すということは極めて困難です。

生産者も消費者も以下のような感じで、もう少し寛容の心を持つということが必要なのではないでしょうか。

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生産者:

 「うーん、いまの時期この野菜は作るの難しいなぁ」

 「でも農薬とか入れるとお客さんが病気になっちゃうから、健康を考えて野菜を作ろう」

 

消費者:

 「やっぱり旬のものが美味しいし、安く買えるよね」

 「見た目は悪いけど、個性があって面白い」

 「毎日食べるものだからいろいろ考えなきゃ」

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こういうことが全体に広まれば、わざわざ海外から何が入っているかわからない野菜・果物を輸入しなくてすみますし、

野菜にいろいろ入れて無理に成長させて出荷することもありません。

見た目が悪いからといってせっかく作ったものが大量廃棄になることもありません。

 

こういう世の中になってほしいものです。