厳しい糖質制限食で総死亡や癌死が増加 | 素人サイエンティスト、スーパー糖質制限食に警鐘をならすブログ

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素人サイエンティストが、スーパー糖質制限食を実施中に起きた機能性低血糖(血糖調節異常)症について考察、情報収集および治療に役立てる。糖質制限食はほんとうに大丈夫なのか??副作用について考え、警鐘をならす

やっぱりやばいスーパー糖質制限食、またまたエビデンスが出てきました。注意しましょう。

日本ローカーボ食研究会HPからの引用です。
http://low-carbo-diet.com/low_carbo_food/to_dr/contents-of-review/section1/increase-in-incidence-of-dm/

厳しいローカーボ食(2食~3食炭水化物制限)では総死亡や癌死が増えることが明らかとなっています。
Fung TT, van Dam RM, Hankinson SE, Stampfer M, Willett WC, Hu FB:Low-carbohydrate diets and all-cause and cause-specific mortality: two cohort studies. Ann Intern Med 2010;153:289-298.

最近,驚くべき結果がアメリカの大規模研究で明らかになりました。

ハーバード大学公衆衛生学部のHuらは,男女13万人を登録,20年以上追跡して上記の総死亡と癌死の関係も明らかにしました。

今回は同じコホート研究で,厳しいローカーボ食では動物性蛋白質の摂取量が増加することを介して,糖尿病になるハザード比が上昇することがわかったのです。
Halton TL, Liu S, Manson JE, Hu FB: Low-carbohydrate-diet score and risk of type 2 diabetes in women. Am J Clin Nutr 2008;87:339-346.
de Koning L, Fung TT, Liao X, Chiuve SE, Rimm EB, Willett WC, Spiegelman D, Hu FB: Low-carbohydrate diet scores and risk of type 2 diabetes in men. Am J Clin Nutr 2011;93:844-850.

さらに,ハイカーボ食とローカーボ食を含むさらに大規模なコホート研究(薬20万人,20年追跡)から,赤肉摂取量と糖尿病発症ハザード比は正の相関があること,とくに生赤肉(牛肉,ラム肉など)や加工肉(ハム,ソーセージ,ベーコンなど)の摂取ではもっとハザード比が上昇することがわかってきました。
Pan A, Sun Q, Bernstein AM, Schulze MB, Manson JE, Willett WC, Hu FB: Red meat consumption and risk of type 2 diabetes: 3 cohorts of US adults and an updated meta-analysis. Am J Clin Nutr 2011;94:1088-1096.