見たかったドラマ「赤いシリーズ」を
見るために私は
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《マイストーリー》 28
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《マイストーリー》 29
私行きたくないのに
中学三年生の冬、高校進学の懇談がありました。
私はほとんどの友達が行く公立高校に行きたかったのです。
でも母は私学へ行かせたかったようで、懇談時に親子ゲンカをしました。
「私は公立高校へ行きたいねん!」
結局、先生の説得で、併願で私学を受験し、無事母の希望する高校に合格しました。
公立高校入試に向け勉強を続けた私に母は、
「私学へ行きなさい!」
と、また言い出し、結局併願受験したにもかかわらず、公立を受験せず、不承不承女子校の生徒となりました。
何故私は母の言う通りにしたのでしょうか。
本当に嫌なら、私学を受けずに、もしくは答案を白紙で出してくればよかったんです。
私は親の言うことをずーっと聞いてきたような気がするのです。
反抗はするけど、最後のところは、自分の意思を曲げて親の言う通りにしてきました。
そしたら、人のせいにできるから?
いや、ちがうな。
親が決めた道が、結果的には一番いいと思っていた。
それが本当の私の気持ちだったように思います。
ただ、それがうまくいかなかった時の言い訳に使えたんです。
親が決めたから、失敗しても親のせい。
親の通りにしている私は、いい子でしょ。
いい子なんだから、褒めてよね。
私はやっぱりずっと親から褒められるいい子でありたかったんです。
だから、行きたくなかった女子校に進学することになりました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
しぐさ美人メソッド 公認講師
大阪紬 稲田 康子