呼吸は、背中で感じろ
腹式呼吸がうまくできないとおっしゃる方がいらっしゃいます。
お腹だけが動いていて、横隔膜が働いていないからです。
背中で、呼吸を感じること。
仰向けになって、腹式呼吸をするときに、お腹に意識を向けず、背中に意識を向けて行うことで、横隔膜が働くだけでなく、背中の起立筋群が伸び、姿勢が整ってきます。
ポイントは、吸う時に、肩甲骨の内側から背骨の下方に向けて、圧を感じてください。
わき腹も膨らむようにすると、腰までストレッチされます。
また、吐くときは、脱力しつつ背中の緩みを感じながら行ってください。
仰向け時に、膝を90度ほど曲げておくと、背中の圧を感じやすくなります。
自律神経の調整、身体のバランスを整えるのにお勧めの呼吸法です。
お役立てください。