私のブログにはあまり父のことが出てきませんが、私にはちゃんと父がいました。

家では父はすごい怖くて私も母もいつもびくびくしてたけど

父は血とか病院とか苦手みたいで叫び

手術の説明とか
手術後に切除したものを見せてもらう時とか
看病とか
そういう時は全然父の姿はなかったです。
家事も育児も母任せで今で言うイクメンからは程遠い感じでしたしょぼん

入院中母がいなくて代わりに父が付き添ってくれた数十分の時間があったんですけど、私がトイレに行きたいと言ったら父はどうしたらいいか困ってしまって「お母さん来るまで待ってて」と言われて我慢してたのがちょっとした思い出です。
手術後でまだトイレに行くのにも付き添いが必要だった頃の話です。


でも父は父なりに私の病気を心配してくれてたみたいで

突然がんに効くという高価な謎の粒みたいなものを買ってきてくれたり

叔父さんから「お父さんbloomちゃんの体のことすごい心配してたよ」と言われたこともありました。

そんな父も今から15年前の今日、私が26歳の時に亡くなりました。

だから父はその後私が結婚したことも想像以上に病気をこじらせてることもその病気が実はすごーく珍しい病気だったってことも何も知らないんです。

母が時々「死んじゃったら終わりよね…何も知らないんだから…」としみじみ言っていますがガーン今日もしっかりお墓参りに行ってきたそうですニコニコ