このゴールデンウィーク中、夫が「一回くらい家から見える山に登ってみたいね」と言い出しました。
胸に水がたまるようになってから、運動はやめていましたが、ゆっくりなら階段も登れるし、歩くことはできます。
「普通の3倍くらいかけてさ、お弁当とかおやつとか持って行って休憩しながら登ってみない?」と夫…、前向きですわ…
山登りなんて小学生の時に筑波山に登ったくらいでまるで初心者…、でも私も今回はなぜか行ってみてもいいかなーと思えて、いろいろ調べてみました。
初心者の山で、ケーブルカーなどを最大限使ってそれ以外の所だけ登ったとすると普通なら一時間半だそうです。なら、すごーくゆっくり行けば行けそう。
動ける今のうちに行っておこうとドキドキでしたが、山登り、行ってきました。もちろん最近のお腹のお伴、「腹ブラ
」はもちろん装着!!「携帯用酸素」も持参
今、このブログを書いているので無事に帰ってきました。
「私やったよ!!」めでたしめでたしで締めくくるはずだったのですが…
実際は…
たくさんの登山客にまぎれ、ぬかされながら、ゆっくりゆっくり登っていき、あと少しで頂上というところまで来ました。そして、道の端で立ち止まって休んでいたら、後ろから来た女性に「大丈夫ですか?」とお腹を抱える様なジェスチャーで声をかけられました。とっさに「大丈夫ですよ」と明るく答えたものの、(あ~、また妊婦と間違われちゃった)とブルーになってしまいましたこんなに何回も、ダウンでも、パーカーでもどんな服装でも間違われるのでへこみます…(とほほ
な私)、そんなもやもやした気持ちのまま頂上へゴール
気持ちの切り替えの悪い私は、なんだかいやな気分のまま頂上の景色を見たり、食事をしたりしていました。頂上でも女の人の目が私の”ぼて腹”にくぎ付けになってるし…、私が神経質になりすぎていろんな人の行動がおかしく見えるようになってるのか?…、なんだかどんどん嫌な気分になってしまいました。帰りもしばらくむかついて下りるのも嫌になってしまいました。下山途中しばらくしたらだいぶ気持ちも落ち着きましたが…。
もういい加減慣れたいですが、やっぱり妊婦に間違われるとなんだか嫌な気分ですね。
自分のペースでゆっくりやれば不可能かも?なことも出来た!!し、良かったんですが、なんだかなーな展開になってしまいました。
”普通の体”の代表の夫も、「山をなめてた」とクタクタになっていました。
たぶん、もう二度とない、一生に一度の山登りです。