引っ越しを繰り返していた頃
のことです。お腹が痛くなりました。何回か同じように経験している腸閉塞の痛みです。この痛みの感じだと、入院になりそうだなと思いました
でも、かかりつけの病院は遠く離れたところにあるし、痛みも強くなってきて行くのが大変だし、近くの病院に行くしかないなと思いました。そして、全く行ったことのない近所の総合病院を受診しました。
受診の結果、やっぱり腸閉塞でした 「入院ですね」と言われました。そこからの先生や看護師さんの対応が早いこと早いこと…
先生が、「今ベッド探してるからね(キリッ)」と何とも心強い言葉を私にかけてくれ、てきぱき行動してくれています。その姿は弱った私からはスーパーマンのように見えました。
行ったことない病院に救急でかかるというのはなかなか勇気がいります。
腸閉塞もしばらくなっていなかったので、紹介状なども持っていませんでした。自分的には「いつもの痛みだからこんな治療をされてこんな対応してくれたら」というイメージが出来上がっています。私の病気のことを知らない病院に行って、診断・治療と自分のイメージとは違う方向に行ってしまったらと思うと考えたら不安で不安で、お腹痛い痛い頭の隅っこでいろいろと心配していました。
でもスーパーマン先生のおかげでそんな私の心配は吹き飛んでしまいました。私の説明と検査結果だけで先生は全て理解してくれ、私の希望以上のことをさらっとしてくれました。
その後、入院中はそのスーパーマン先生には会うことができませんでしたが、その他の先生も、看護師さんも無駄のないスマートな動きで私のことを治してくれました。少ししかお世話になりませんでしたが、とても良い病院でした。
今となっては良い思い出です