子供の頃、お腹の手術をした時、痛み止めの注射をしてもらいました。すると、痛みは消え体はフワフワ
幸せな気分になりました。「これって麻薬?なんだかわかんないけど、気持ちいい…、覚せい剤とか麻薬にはまる人ってこんな感じが忘れられなくなるのかなー
」と子供心に思いました。
それから四半世紀、久々に痛み止めの点滴をしてもらいました。すると体の感覚、痛みや不快感が全て嘘のように消えてしまいました。ただ、頭の中はずいぶんにぎやかです。いろんな動物がメリーゴーランドに乗って楽しく騒いでるような映像がひたすら頭の中でぐるぐる回ります。のだめカンタービレの「変態の森」みたいな…。もう眠ってるんだか起きてるんだかわからなくてはっと目が覚めると病室の天井が見えて、「あっ、病室だ」と我に返る感じです。
入院中の私の夢と言えば、お魚を食べてたら大きな骨がのどにつっかえて苦しい苦しいと思っていたら、その感覚が体の不快感に変わってきて、目が覚めて「あっ、私入院してんたんだ」って気付く感じなので、どう考えてもあのにぎやかな映像は痛み止めの点滴の影響かなと思います。