超緊急帝王切開術を通じて私が患者様にできること | 脂肪吸引で激やせダイエットはおまかせ!根こそぎ竹田先生

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従来の美容外科で行われていた脂肪吸引とは一線を画した圧倒的パフォーマンスの「根こそぎ脂肪吸引」。
圧倒的吸引量に誰もが驚愕し、圧倒的満足度に誰もが酔いしれる。
その開発者である「根こそぎ先生」こと竹田先生の毎日を綴ったブログです。

を考えてみた竹田です。

みなさん、こんにちは。
吸引力の落ちない唯一のドクター。根こそぎ先生の竹田です。


美容外科とは関係のない分野の整形外科領域の手術と
美容外科を関連付けた昨日のブログがなかなか好評で
患者様から似たような話を書いて欲しいというご要望がありましたので
今日も少し書いてみようかと思います。


例えばおなかの手術、頭の手術、目の手術、骨の手術など
手術は一般的には体の部位別に分けられるのですが
「手術室の運営」というマニアックな立場からだとまた違った見方が出来ます。

それは手術日・手術時間の申し込み方法による分類です。


ごく一般的な総合病院では手術は主治医が手術の1週間前までに
手術室に手術の申し込みをします。
これを「予定手術」と呼び、手術室で行われる手術の99%を占めます。


次に極まれに「緊急手術」と呼ばれる手術の申し込みがあります。
これは患者様が来院したその日にすぐ手術をしなくてはならないという時に行われ
手術の依頼日と手術日が同じになります。


通常、手術室は手術が目いっぱい詰め込まれていますから
この緊急手術の依頼により手術室は結構慌ただしくなります。
手術室を確保しなくてはならない。
人手を確保しなくてはならない。
手術器具を確保しなくてはならない。
やることいっぱいです。

手術室の準備が出来次第、入院病棟に連絡を入れて手術を受け入れることになりますが
だいたい主治医から手術の依頼を受けて半日後に手術を開始することが多いです。


そして最後に超緊急手術と呼ばれる手術があります。
手術室に申し込みの電話すらなく(電話している余裕が全くなく)
いきなり患者様が手術室に運ばれてきます。
手術室側からしたらビックリです。
いきなりドンッと患者様が担ぎこまれてくるわけですから。
しかしそれは1分どころか1秒を争う超緊急事態ですので
手術室全体に一斉放送を流し、手の空いているスタッフを全員集合させます。
これで手術室は蜂の巣をつついたかのような大騒ぎになります。
これがかなり熱い。アドレナリンが一気に噴出する感じですね。


その代表的な手術に超緊急帝王切開術というものがあり
年に1回あるかないかの事態ですが私はおととい巡りあいました。


難産も限界を超えると母親だけでなく胎児も疲れきってしまい
その結果、胎児の心臓の動きが悪くなり
場合によっては生命の危機に陥ることがあります。
胎児は「弱い」存在ですからこれは超緊急事態なわけです。
産科のドクターの様子を見た限りでは1秒の猶予もない印象でした。


麻酔がかかったのが先か、それを待てずにおなかを切ったのが先か
微妙な状況でしたが結果としてすべてが上手くいき
小さな生命を救うことができました。


この超緊急帝王切開術を通じて私が考えたこと。

それはどのような状況にも対応できるように
常日頃から自分自身を鍛錬し続けることの必要性。

そしてスタッフの協力なくしては何も出来ないことから
密なコミュニケーションを取るだけでなく
常日頃からスタッフに質の高い教育をする必要性。


まずは私自身が先頭に立ってお手本にならなくては誰も付いてきませんから
自分自身を厳しく律する姿を見せていきたいと思っています。


下の写真は昨日訪れたホテルの中庭のお花です。
ホッとする素敵なガーデニングでしたので写真を撮ってみました。


激アツ!!根こそぎ先生!!