眉下切開法(眉毛下切開、眉下リフト) ダウンタイムと傷の経過 | 医師の技術教育指導担当 Dr村松@湘南美容クリニック

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湘南美容クリニック新宿本院主任医長兼技術指導医Dr.村松が日々の症例や美容外科に関することを分かりやすく解説します。

眉下切開(眉毛下切開、眉下リフト)は、

・30歳代以降の方に対しては、上まぶたのたるみを解消して、以前のような目元に戻す。(決して、激変させない)

・10~20歳代の方に対しては、上まぶたの皮膚の被さりを減らして、元々ある二重を広く見せつつまぶたの厚ぼったさを改善させる。

という目的において非常に有用です。


まぶたの腫れや傷などの経過ですが、

最初の1~2日:
 ある程度腫れるが、切開法二重などに比べると少なめ。埋没法二重プラスアルファ程度。

1週間頃(抜糸):
 7~8割方腫れは引いており、抜糸翌日にはメイクにより誤魔化せるレベルとなる。

2週間頃:
 9割方腫れは引いており、傷以外はほぼ自然。

1ヵ月頃:
 傷の赤さ、硬さはほぼピークとなる。特に眉頭側が目立ちやすい。メイクで誤魔化せるが、ノーメイクではまだまだ目立つ。

3ヵ月頃: 傷の赤さ、硬さは改善傾向であるが、まだ残るため目立つ場合もある。1~3ヵ月頃にかけて傷にニキビ状のデキモノが出来る場合がある。(毛包斜切開法により傷から眉毛が生えるよう工夫しているが、眉毛が皮膚を貫ききれずに生じる。ほとんどの場合は自然に消失する)

6ヵ月~1年:
 傷はかなり目立たなくなる。この時点で肉眼的にも認識しにくいレベルになるケースもあるが、症例によってはまだある程度目立つ場合もある。ここから2年、3年と経るにつれ更に馴染んで目立たなくなる。

このような経過となります。


タルミを切除して縫う、という、ある意味単純な手術でありながら、デザインや細かい術式、術者の技量に結果が大きく左右される手術でもあります。

手前味噌ではありますが、私の眉下切開の執刀数は国内の数多くの美容外科医のなかでもかなり上位と思いますので、安心してご用命頂ければと思います。

症例を供覧しますが、フラッシュありの状態と無しの状態の両方を掲載しておきます。


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