実は多くの方が悩んでいる、デリケートゾーンの匂い。
私のアソコって匂うのかな・・・。
ちゃんと洗えているのかな・・・。
蒸れて匂いが気になる・・・。
ちゃんと洗っているつもりなのに痒い、匂いが気になる・・・。
そんなお悩みをもったあなた!
デリケートゾーンの匂いに最も関係しているのが、入浴時の洗い方です。
今日は、効果的な洗い方・ケアについてお伝えします。
⑴洗い方
匂いの元となる「恥垢」が溜まりやすい部位があります。
それは、小陰唇(ビラビラ)の周りです。
小陰唇が大きかったり、小陰唇と副皮の間に溝があったり、陰核包茎があると、そこに恥垢が溜まりやすくなります。
なので、そこをしっかり洗うことが大切!(婦人科形成の手術で、汚れの溜まりにくいスッキリ美しい形に整えることもオススメです。)
とは言っても、ゴシゴシ洗いすぎるのはダメ!!!
皮膚の薄いデリケートゾーン・・・ゴシゴシと強く洗ってしまうと様々なトラブルの原因に。
いたわるように、やさしく洗うようにしましょう。
コツは、
1.泡立てネットを使って優しく洗う
泡が優しく、しっかり汚れを落としてくれます。擦りすぎたり、摩擦による色素沈着も防いでくれます。
面倒な方は、最初から泡になっている商品もありますよ!
⒉指で円を描くように洗う
人差し指や中指の腹の部分で、優しく円を描くように洗います。
泡をクッションにして、ゴシゴシ摩擦を加えないように注意してください。
⒊ぬるま湯(35℃〜37℃)でデリケートゾーンを洗い流す
熱すぎると、必要な皮脂までとれちゃう恐れがあります。石鹸が残らないよう、しっかり濯ぎましょう。
⑵石鹸
デリケートゾーンはph値が3.8~4.5と弱酸性です。
弱酸性の部位ですので、洗いすぎると、phが変わってしまい(中性に傾く)、常在菌が死んでしまいます。
常在菌は善玉菌であり、いなくなると悪玉菌である雑菌が繁殖してしまいます。
その結果、むしろ匂いがするように・・・。
そのため、同じ弱酸性の、デリケートゾーン専用の石鹸でのケアが良いでしょう。
皮膚の中でも敏感なところですので、必要な潤いは残したまま清潔に保つようにしましょう。
低刺激で、かつ雑菌の繁殖を抑えてくれるものがオススメです。
⑶洗う範囲
汚れやニオイが気になるがために、膣内までしっかりと洗ってしまうことがあります。
しかし、膣内を石鹸で洗いすぎてしまうと、膣内が中性にかたよっていき雑菌が増殖しやすくなります。
膣内は自浄能力が備わっているのですが、それが過度な洗浄によって壊れてしまうのです。
その結果、膣炎になって、おりものが増えたり痒くなってしまう可能性もあります。
そのため、膣内までは洗わないようにしましょう!
以上3点に気をつけて、この夏は快適に過ごしましょう(^-^)