「んん・・」
滅多に驚かない零が
動揺している。
誰にも気づかれないといった形で。
そこにも先ほどと変わらない風景・・・
ただの貧血?
いや・・・いくら頭脳派とはいえ、
ミッションの手がかりは大切な鍵。
聞き逃しは厳禁だ。
「そこまでが今回のミッションの手がかりです。」
やべー・・・聞き逃した・・・
まあ後で倉田にきいとこう・・・
てゆーか倉田て怪盗見習いっていってたけど
この3人のなかで一番張り切ってるだろ・・・
「そして今回のミッションはスパイ養成学校から
実習で来ている学生がいます。
入ってきなさい。」
キイ・・・・
ドアの軋む音とともに入ってきたのは
金髪の少女。
「アンジェリーナ・ノエルです・・・
杏って呼んでください・・・
えと・・・怪盗分野てあまり
得意じゃないんですけど・・・
で、でもっ!皆さんのご迷惑にはならないように
いたしますので・・・
よろしくお願いします!!」
その声にまってました!
とばかりに
大雅が叫ぶ。
「杏よろしく!
頑張ろうゼ!!!」
「あ・・・有難うございます・・・」
その時夏蓮が苦い顔をしているのを
俺は見逃さなかった。