2008年11月に宝塚ホテルで開催された、愛音羽麗にとって初のディナーショー。タイトルの「Prism」は、プリズムに光を当てると七色に光がきらめくように、愛音自身を通して様々な男役の光を届けたいという想いが込められている。ショーでは様々なスタイルの男役像を見せる。構成・演出は中村暁。共演は 扇めぐむ、朝夏まなと、天宮菜生、華月由舞。

 

最近、宝塚スカイステージで、昔の舞台、番組を再放送してくれるようになり、保存を失くしていたり、見逃していた番組、公演を観るチャンスがあり、喜んでいます。

このディナーショーは、「2008年花組クロニクル」のDVDで観たことがありましたが、そのDVDを処分してしまい、もう観ることはできないだろうとがっかりしていたショーなのです。番組のプログラムを見たら、観ることができるとわかり、大喜びで録画しました。

花組88期で、同じ年齢の、朝夏まなとさんと扇めぐむさんは、下級生時代は、コンビのように組んでいて新人公演も主演と二番手で演じていたこともありました。DVDで観た時に、お二人のダンスが本当に格好良くて、今回、再開することができ嬉しかったです。

朝夏さんは、宙組トップを卒業された後、ミュージカルの主演をされて活躍されていますが、扇さんも扇けいさんとして、舞台で続けて活躍されていて、今は、赤坂サカスの舞台ハリーポッターで、ロングラン公演に出演されています。

愛音さんは、結婚されて子育てもされていたので、時々、舞台に立たれるくらいになっておられるのかと思います。

古い舞台、番組を観ることは、嬉しいことでしたが、これから、新しい歌劇団を発信していただきたいです。

宙組の辛い事件を通してしまいましたが、歌劇団が体制をふり返って、生徒さんたちが生き生きと活躍できる場として生まれ変わることを願っています。