3月20日に、花組大劇場公演「アルカンシェル」千秋楽をUNEXTの配信で観ました。

第1幕、第2幕、サヨナラショーまで観てから、夕食の支度、夕食。翌日のスカイステージニュ―スで、その後のお花渡しまで観ました。お花渡しは、美里玲菜さんへ・組から聖乃あすかさん、同期から美羽愛さん。愛蘭みこさんへ・組から髙峰潤さん、同期から天城れいんさん。帆純まひろさんへ・組から綺城ひか理さん同期から凛乃しづかさん。舞月なぎささんへ・組から紅羽真希さん同期から羽立光来さん。星風まどかさんへ・組から紫門ゆりやさん同期から糸月雪羽さん。柚香光さんへ・組から永久輝せあさん同期から・・・この後会場がどよめきました。専科の水美舞斗さんがピンクのブレザーで現れ、柚香さんとしっかり抱擁。二人の時間が止まっていました。花組同期で、双子のようにいつも並んでいた二人でした。柚香さんが「親戚のような関係」とおっしゃっていたこともありました。水美さんは、専科に組替えして、外部公演にも出演し、これからも活躍続けられるでしょう。

アルカンシェルは、お芝居でありながら、パリを舞台のショーでもあって、柚香さんの卒業公演としてぴったりの舞台だと思いました。柚香さんと星風さんの卒業するコンビと、次期コンビの永久輝さんと星空美咲さんの引継ぎも芝居の中で順調にできていたと思います。星風さん、星空さんともに、歌える娘役さんであることが好感が持てました。

ナチス・ドイツの占領軍の指揮官、輝月ゆうまさんの悪役ぶりは、彼女しかできない存在感でした。

退団されてしまう愛蘭みこさん、帆純まひろさんは本当に残念です。舞月なぎささんは、悔しいこともあったと触れておられたけれど、上級生として演じきって退団の決心をされたのでしょう。これからの道も穏やかで素敵な道でありますように祈っています。