夜になると、夫婦で、NHKBSの番組を楽しんでいます。

必ず毎晩視ているのは、NHKBSプレミアム「日本縦断こころ旅・火野正平」ですが、5人の自転車のチームで、投稿された方の「こころの風景」を訪ねるのですが、その場所に到達するまでの移動が面白くて、私たちも、探して移動していく気分になります。子供時代、親友の男の子と、行きたいところを探して歩いた記憶と繋がります。

NHKBSプレミアムで、楽しんで見ているのは、「世界ふれあい街歩き」で、行ったことのある街をすみずみまで、歩いてくれるのも嬉しいし、知らない街の人々との触れ合いも楽しいです。

他に楽しんで視ているのは、「六角精児の飲み鉄本線」これは、六角さんが、鉄道を乗り継いで、醸造所を訪ねながら、乗っては飲み、降りては飲みながら旅する様子が好きです。

「中井精也の絶景てつどうたび」も、絶景を探しながら各地を訪ねて、鉄道の上を走る電車を必ず景色の中に入れながら撮影するのですが、その映像の美しさに感動しています。

「孤独のグルメ」は、松重豊さんが、出張先で、食事処を探しながら、歩き、一人だけの食事を摂るのですが、美味しそうに、お皿を平らげていく様子が見ていて微笑ましいです。年末特番になるくらいシリーズで続いていますが、自分が食べられない食事を一緒に食べているような気になるからでしょうか。

同じタイプの番組としては、BSTBSで「吉田類の酒場放浪記」も好きです。

 

友人達とお気に入りで話題になったのは、NHKBS1「駅ピアノ、空港ピアノ、街ピアノ」で、これも幸せな思いにさせてくれる番組です。

それぞれの旅には、撮影隊がいることを知ったのは、若い頃に知り合った大学生が、卒業したら、映像のカメラマンになりたいと話していたことを、いつも思い出します。出演者しか、画面には出て来ないのですが、その周りににスタッフたちがいることをいつも感じて観ています。

撮影チームが、自転車で、主人公のサポートをしながら旅する番組としては、「自転車旅ユーロヴェロ90000キロ」を見た時に、それぞれ担当を担って、5名の自転車隊と、車のサポートがあることを知ったのですが、火野正平さんの「こころ旅」も同じ体制だったことで、親しみを覚えています。

山登りの旅の番組もありますが、自分が苦手な山登りなので、余り視ません。

自転車などで走る番組は、自分も景色の中を走っているような爽快さがあって好きなのかもしれませんね。