こんにちは。
心理カウンセラーの鈴木美穂です。
今日のテーマ。
「なんじゃ、こりゃ」でしょうか。
枠にはまってしまっているという事は、
枠内ぴったりという事では??
枠からはみ出すようだったら、
とっくに枠の外だし、
だいたい枠にはまらないのでは??
ですよね。
けれど、人の心はとっても、不可思議。
矛盾に満ちた存在です。
では、なぜ、枠にはまる人は、枠からはみ出る人なのか?
それはですね。
枠からはみ出てしまうから、わざわざ枠にはめるのです。
もともと、枠から出ない人は、枠にはめる必要はありません。
枠が無くても、問題なく、普通に行動できるのです。
けれども、枠からはみ出してしまう人は、
枠が無いとまわりと合わせる事ができません。
本当は、特に合わせる必要はないのですが、
いつも、自由にふるまって、
周りに合わせられないと、
社会性が無いとされて、
非常に生きにくい事になります。
自分で、コントロールできれば、
枠にはめる必要はありません。
けれど、自由が大好きで、
何物にもとらわれないような心を持っていると、
コントロールが大変です。
まわりと違う事をやりたいという欲求が出てくるたびに、
全力で自分を押さえつけ、その欲求を阻止しなくてはなりません。
そして、それがなかなか難しい。
それなら、そのまま、自由にふるまえばいいのに、
と思われるかもしれませんが、
そうはいかないのが、この社会。
そんな自由が大好きな人は幼い頃、
自由に行動しようとして、痛い目にあっています。
大人から厳しく叱られてしまったり、
友だちから攻撃を受けたり、
仲間外れにされたり。
そういう事が無くても、生きる事が難しい事を察して、
早めに自分を枠にはめてしまいます。
これは、無意識の中で自動的に行われるので、
大きくなると、自分の事を、
自分を枠にはめてしまう人、
枠からはみ出せない人と認識してしまいます。
そして、自分を自由から程遠い性格と思い、
自由にふるまう人をうらやましく思います。
けれど、もともと枠にはまらないほど自由な性格の自分を、
枠から出してしまうのは危険という思い込みが、
無意識の中にあるので、
なかなか枠から出る事が難しくなります。
でも、本来自由なあなた。
かなり、苦しいはずです。
心の中ではいつも、
「出たい」「だめ」
「出たい」「出られない」
という思いがせめぎ合っています。
では、どうすればいいのでしょう。
それは、次回にお伝えしますね。
お楽しみに。
枠から出たいのに、
ご自分の力だけでは、
どうしても、出られない場合は、
無理なく自由な世界に出る、
お手伝いをいたします。
ご相談をお待ちしています。
ご利用者様からの体験談も参考にして下さい。
https://www.voicemarche.jp/advisers/743/reviews
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