豊橋には「市電」と呼ばれる路面電車が走っています。現在、路面電車が走っているのは全国17都市19路線だけだそうです。

 もちろん、乗車しました。Suicaもオーケーでした。

 「バリアフリー」になっていて乗降も楽で、快適な移動手段でした。ゆっくりと街の景色を見られるのもグッド・・・でした。

 

 「ブラックサンダー」の車両もありました。一斉を風靡したあの懐かしいチョコバー「ブラックサンダー」のメーカーは豊橋の出身で、工場もあることから「豊橋銘菓」にもなっているようでした。

 

 4駅目の「市役所前」で降りました。

 いろいろな車両が走っていました。

 

 下りたところに「豊橋市公会堂」がありました。ロマネスク様式の美しい建物でした。

 

 

 建物の両脇には鋭い目をした大鷲が飾られていました。

 

 

 公会堂の設計は中村與資平(1880〜1963)で1931年(昭和6年)の竣工でした。

 

 公会堂の背後に「豊橋市庁舎」が見えました。

 

 「豊橋公園」は「吉田城」の趾でした。今は桜の名所です。

 

 

 公園の入り口には吉田城の石垣があって「鏡石」のような巨岩もありました。

 

 ヒト、ヒト、ヒトで賑わっていた京都に比べると・・・ゆ〜ったりとお花見ができる穴場でした。

 

 草の上でゆ〜くりとお花見をしながらランチを楽しんでいるカップルなども見かけました。

 

 ちょっとピンクが濃い「仙台しだれ桜」もちょうど見頃でした。

 

 

 

 春の風が吹いてくると・・・花びらが桜吹雪になりました!

 

 公園の奥へ進むと歌碑がありました。富田良穂(1848〜1925)の歌で「三河なる二葉の松の生立てる 今はときはの色にいづらむ」でした。

 

 レリーフの刻まれた大きな石碑もありました。

 中村道太(1836〜1963)は福沢諭吉の弟子となり、のちに横浜正金銀行や明治生命保険などを創った偉人なのでした。