京都も「オーバーツーリズム」で今年の「京のさくら」を観るのは諦めていたのですが・・・京都の地元からご来店のお客さまが穴場的なホテルを教えくださいました。桜の開花状況を見ながらネットでアクセスしてみると、リザーブできたので、日曜日(4月7日)に出かけました。

 

 朝一番の「のぞみ1号」6時発で雨の降る東京を出発。三島駅を過ぎる頃には雨も上がってきました。富士山も見ることができました。

 

 京都駅を下りると・・・やはり外国人の観光客の方がはるかに多いようで・・・駅の中なども大変混雑していました。

 

 『ホテル平安の森京都』は東山にありますが、京都駅前からシャトルバスが出ていたので、20分ほどでホテルに着き、予約を確認してバゲージを預けて身軽になりました。

 

 今回は、バスの乗るのもタイへンというので東山周辺を徒歩で回ることにしました。

 

 ホテルから鹿ケ谷に向かって東へ5分ほど歩いたところに住友コレクションで有名な『泉屋博古館』がありました。殷時代の青銅器や銅鏡など住友家当主らが代々蒐めた名品があるそうなのですが・・・改修工事中でした。

 

 さらに5分ほど緩やかな坂道を辿ると・・・「哲学の道」の石標と「名木大豊神社駒返しの槇跡」という石碑がありました。

 

 路ばたには春の花が光を浴びていました。

 

 

 南禅寺から銀閣寺の方まで3,3キロつづいている「哲学の道」の石橋を渡りました。ちょうど見頃の桜でした。

 

 最初の目的地は887年(仁和5年)創建という『大豊神社』でした。桜も満開でした。

 

 

 神社は「椿が峰」の麓に位置しているので「椿の神社」としても有名なところだそうです。

 椿と桜が咲いていました。

 

 

 

 

 

 

 「狛巳」は治病健康長寿、若返りと金運のシンボルです。

 

 

 「狛ねずみ」ーねずみは大国主を助けたのでご利益があります。

 

 こちらの「阿形ねずみ」は学問のための巻物を持っていました。

 

 「吽形ねずみ」は長寿の水玉を持っていました。椿の髪飾りがかわいい。

 

 境内には御神木になっている大杉もありました。

 

 樹齢400年という椿の巨木がありました!

 

 「大豊八重神楽」と命名されているようでした。

 

 こちらは美しい濃いピンクの「孔雀椿」です。

 

 狛犬にも椿の髪飾り。

 

 「袖隠」という名前の椿です。