夏目漱石著 「こころ」に“どんな人間でもいざというとき悪人になる”というのがあり心に残りました。
夏目漱石の作品読んだことある?
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イザというときってどんな時かな。相手を憎んでいるときかも。相手を許せなくて懲らしめてやろうと思っているとき。「こころ」は友達どうしの男性二人が一人の女性に想いを寄せる。片方の男性が親友である彼にそれを打ち明けるが、打ち明けられた男性もその女性を愛していて女性の方もその彼を好いていた。それを知った最初に打ち明けた男性の方が自殺する。このとき、悪人はどちらなんだろうかと…。
許せないこと、それは過去に起きた事実。すでに今では無くなっているのにそれを思うことで過去に戻っている。現実に振り回されていると師匠は言われている。どうしても許しなさいとは言われない。どうしても許せない自分を許しなさいと言われる。そしてどうしてもだめな時は天国言葉に逃げる。天国言葉は気持ちを穏やかにしてくれる。私は天国言葉を知って本当によかったと思っている。