闘病中の夫のために出来ることを、息子と全力でやろうねと言った時から早３年が経過しました
夫がノーストレスで楽しい毎日を送れていることが、現状維持につながっているのかな？
ところで、今回は夫ではなく、私についての内容になってしまいます。
申し訳ございません（土下座）
ちょうど夫が入院していた３年前に、弟からメールが来たんですよね。
「実は、俺も含めて家族全員、ピロリ菌に感染してた！井戸水を飲んでいたからだと思う、姉ちゃんも感染してると思うから検査を受けて治療して！癌になる可能性が高くなるから」
実はお金に余裕がないことを理由に検査を受けていなかったんです。。。
検査代と治療代で３万かかると聞いたからです
それどころか、胃にいるだろうピロリ菌に『ピロ君』と名前をつけておりました
最大の理解者である夫は肺癌ステージ４だし、私が弱音を吐くなんてできないじゃないですか。。。
だから、弱音を吐きたいとき、エレベーターの中で一人でピロ君に向かって話しかけていました。
「ピロ君～、もうダメ・・・豆腐メンタル、潰れたよぉ～」とかね。笑
ところが、ここ半年、胃腸の調子が悪く、先週なんて会社を３日も休んでしまい、最悪の想定をしてしまいました。
ピロ君と同棲していたことで、胃がん→余命を宣告され、夫は何の問題も無く過ごせているのに、あっというまに私が死んでしまったら、夫と子供はどうなるんだろう。どうやってお金を残したら良いんだろう。
弟から連絡を受けたとき、早く検査してピロ君と別れるべきだった
そして、先日私は意を決して胃カメラとピロリ菌の検査予約をし、昨日検査を受けてきました。
検査結果は直ぐに出るんですね。
診察に呼ばれた時、看護師さんに
「ご主人も同席されますか？」
と聞かれたことで、私の不安はMAX値へ突入！！！
え！？家族に同席を勧めるって、やっっぱり、それって悪いってこと
！？
「いえ私一人大丈夫です
」
と、診察室に入り、PC画面に映し出された私の胃の中のグロテスクの画像に釘付けになりました。見ても分からないのですが。。。
そこで先生は、
「とても綺麗な胃で異常ありません、ピロリ菌もいませんでした
」
「ほんまですか
ありがとうございます
！！！」
私は嬉しくて、さっさと御礼を言い、診察室を後にしました。
夫に報告し、弟に「胃カメラの検査、異常なかったよ！ピロリ菌にも感染してなかった。いえーい！！」
そうメールし、病院を出た後、
「じゃあ、、、、最近胃の調子が悪かったのは一体なんだったんだろう、先生に聞くの忘れた・・・」
また、調子が悪くなったら先生に伺うことにします。
ピロ君は実はいなかった！！
私は一体誰に話しかけていたんだろう
その後、生活に困窮している人たちのための無料の食料配布があったので、
大きなリュックを持って、沢山の食料をありがたく頂いて参りました。
麻酔がまだ残っていたのかちょっとフラフラしていたので気をつけて行ってきました。
やっぱりお米が一番嬉しいです。お米さえあれば、何とかなる！と思ってます。
ふと、帰り道に思ったんです。
自分のことはいつも後回しにしていたけど、
夫のために私が出来ること、
一番やらなければいけないことは、
私自身が健康でいることだなって。
私が夫と息子を守っていけるように。
明日から仕事頑張るぞ！
