こんにちは~~!お父ちゃん、来たよ~!♪
と、いつものように、ベッド脇に膝まづくと、
ほとんどもう、声も出せへんようになってる父が
なにやら、口を動かして、言いたそうにしてて。。。
うん? どうしたん? なんえ?
と、耳を寄せてみると、父の声が聞こえてきたんやけど。。。
いつもなら、片言もかすれ声で、聴き取れへんような
微かな声しか、出せへんようになってしもてたのに、
はっきりと、私の目を見つめながら、
どこでも、行きたい思うたら、行ったらええ。
けど、遠いとこへ行ったら、あかんで!
危ないさかいな。
遠いとこは、あかんのやで、ええな!
と、言い聞かせるように、頷きながら、
私の顔を見て、何度も、何度も繰り返すので、ありました(*^^*)
それは、幼いころ、もう、数え切れへんほど、
聞いた言葉で。(笑)
私は、幼い頃から、ちっとも、ひとの言うことを聞かへん
わがままな子供で、自分の思うようにしか、動かへん
行きたい、思うたら、もう走り出してる、
そんな子供やったさかい、
家族で、知らんとこへ出かけたりした時には、
いつも、こう言うて、父から、言い聞かせられてた
懐かしい、フレーズでした。(*^^*)
認知症になって14年、
最初の頃から、暴言、暴力、文字通り
取っ組み合いながらの、全身傷だらけになりながらの自宅介護で
ほんまに、しんどかったけれど、
支援時に暴力があれば、受け入れられへんと、
どこの病院も、引き受けてがのうて、
やっと、私が見つけて、引き受けてもろた病院では、
急性期の病院にあったような、医療措置や、毎日のリハビリも
あらへんので、短い間に、すっかり、喋れへんようになってしもて
手足も拘縮し、じゅくそうで、真っ赤になった踵の皮も向けて
毎日の面会のときにも、いつも、ただ、上を向いて
黙って、寝てるたけで、言葉も出てきいひん、
30分の限られた面会時間の間、せめてもの、できることをと
保湿剤を手足に塗ったり、目薬を差したり、お口を湿らせたり
してるうちに、あっという間に時間が過ぎて。。。
その間も、ぼんやりと、薄目を開けて、ほぼ寝たように
なっているのが、常の状態やったのに、
今日は、ほんまに、5分ほどの、会話やったけれど、
昔の、お父ちゃん、が、戻ってきてくれて
しっかり私を見ながら、昔のように、娘に、
言うてきかせてくれました。
びっくりしたけど、嬉しかったなぁ~!!(*^^*)
完ちゃんが、お父ちゃんを、連れにやってくる前に
ちょっとだけ、私を、嬉しいさせてくれたんかもしれへん、
そんな気もしますが。(*^^*)
お父ちゃん、ちょっとの間でも、
もどってきてくれて、ありがとう!!!!(*^^*)
動かれへんけど、言葉も、よう出てきいひんけど、
頑張り続けてくれて、生きていてくれて、ありがとう!!(*^^*)
短い、短い、あっという間の30分の面会時間の最後、
ほなな、また、ね!!
そう言いながら、むくんでしもてる手を、さすっていると
必ず、毎日、右の目じりから、一筋、涙が、ゆっくり
頬を伝っていく。
その涙を見るのは、毎日毎日、とても、辛うて、けど
また、明日な!!
また、来るから、大丈夫やで!
そう言うて、おどけながら、ベッドの傍で踊りながら
笑うしかないけれど
頑張り続けていてくれて、
笑顔を見せようとしてくれて、
生きていてくれて、ほんまに、ありがとう!!(*^^*)
