まだ母屋のほうに、居た頃、
お風呂場で、父にシャワーを浴びてもろて
その後、すぐわきにある、完ちゃんの部屋へ
移動して、そこで、着替え一式をするのが
いつもの習慣でした。
その頃には、父はもう、膝が曲がらへんで
湯舟につかることができひんかったので、
洗い場、でシャワーチェアーに座ってもらって
頭を洗い、身体を洗うのですが、
身体に触れると、激怒して、殴りかかってくるので
二人とも、びしょびしょになりながらの大騒ぎで、
ほんまに、毎回、大変でした。(笑)
そして、いつも
父をお風呂場で洗っている間に、
完ちゃんが、ベッドからやっとこさ、起き上がって
ベッドわきにもたれて、父の足の指に貼るための
バンドエイドを一枚、一枚、はがしていてくれて、
父の寝巻きを、着やすいように、整えて
スタンバイしてくれているのでした。
お風呂上りに、ベッドの横に座った父の
頭にドライヤーをかけて、
身体をすみずみまでタオルで、拭いた後、
パンツをはかせて、シャツや寝巻きを着せて、
最後に、糖尿病で変形してしまっている
脚の爪に、薬を塗って、
完ちゃんが一枚一枚、はがして用意してくれてる
ばんそうこうを貼る
そこまでの一連の作業は、完ちゃんとの
二人三脚で、いつもスムーズに、運びました。(*^^*)
そんなふうに、ほどんどの時間を寝たきりで
ベッド上で、寝返りもひとりでは打たれへんかったけど、
ベッドから起き上がるのも、ひと苦労やったのに
それでも、なにかしら、
自分にもできることはないかと探しては、
父の世話で大変な私を、どうにかして手伝おうと、
最後までしてくれた、完ちゃんでした。
訪問入浴のサービスを利用するようになってからは
あの、二人三脚で、父をお風呂に入れる作業は
なくなってしもたけれども、
あの、完ちゃんが、一日中寝て過ごしていた
離れの小さい部屋で、三人が流れ作業で、
父のお風呂上りの支度をしながら
あれこれ、とりとめのない世間話をして
笑って、過ごした時間は、ほんまに楽しかったなぁ~と
母屋のお風呂場に、完ちゃんの居た離れに行く度に、
懐かしい、思い出されます。(*^^*)
