37年もの間、
ほぼ寝たきりの完ちゃんの傍に、
できる限り、ずっと居続けていたのに、
完ちゃんに、最後、寄り添っていたのは、なんと
これまで介護にほぼほぼ、関わらんようにとしてきた
弟でした。(*^^*)
<呼吸が弱くなってきたから、まもなくやと思う。
お姉さんを呼んでくれって。>
と、病室にいる弟から電話があったのは、
ほんの少しの間、家の片づけをしようと
病院を出てきた、まさにその時で。。。
慌てて駆け付けたときには、もう呼吸は止まっていて
機械もはずされていて、看護師さんが、エンゼルケアの
用意を始めてくれてはりました。
なんでなん? なんで、よりによって、今なん?
なんで、私が傍に居るときやのうて、
たまにしか、来いひん、弟が居るときなん?
呆然と、しながら、看護師さんの
<エンゼルケア、一緒に、されますか?>の声とともに
エンゼルケア・パレットなるものを渡されて、
完ちゃんの、ほっぺに、頬紅を塗り始めましたが。。。
いつものように、不自然に頬っぺたが、赤うなって、
<おてもやん>みたいな顔になってしもて(笑)
これは、怒るやろうなぁ~と思うたら、
泣きながらやけど、つい、笑うてしまいました。(*^^*)
人間って、どんなに悲しいときでも、笑えたりするもんなんや。。
それは、不思議な発見でした。
先日、ご近所さんが、自宅で朝、ひとりで呼吸が止まってはったとき、
警察のひとに、黒い袋に入れてもろて、家を出ていかはったことを
完ちゃんは、聞いたばかりで、
その日以来、ことあるごとに、完ちゃんは、
<ひとりで、寂しいのは、かなんねん、
黒い袋で、連れていかれとうないねん。。>そう、言っていたので、
看護師さんや先生や、息子である弟や、
ぎょうさんのひとに、見守られるなかで
旅立てたことを、心から、喜んでいると、思います。(*^^*)
また、最初は、
なんで、今なん?!
なんで、よりによって、私のいいひん時になん?!
そう思うて、いたたまれへん気持ちでいた私でしたが、
ようよう、考えてみたら、きっと、それは、
気持ちがとても弱っちい、私が、
機械のラインがフラットになる瞬間に、
その場に立ち会わんで、すむようにと
私が、家へもどった隙を狙って(笑)
旅立っていって、くれたんやないかと、思うんです。
それが、完ちゃんの、お母さんの、
きっと、最後の、優しさ、やったんやと、思うんです。(*^^*)
あっぱれ、完ちゃん!!
92年の人生の、
最後の、最後まで、強うて、優しいて、
そして、気遣いのひとでいてくれて、
私のことを、ようわかってくれていて、
ほんまに、ありがとう!
うなづきながら、Vサインをしている
完ちゃんの、満面の笑顔が、ちゃんと見えてますよ。(*^^*)