ご訪問ありがとうございます。
英語講師&教育アドバイザー、そして最近ヒーラーとして再始動した
坂谷小百合ことリリー💕です。
みなさん、本当の友情って考えたことあると思うんです。(←学生時代)
私も本当の友情は存在するし、それによって、成長すると思うのですね。
さて、ここからのお話は、「それは本当の友情なの?」と本気で生徒に言った私の話です。
体育会の練習の時です。
普段から、忘れ物というのは、「忘れるなよ」っというような感じがありますが、
体育会の練習は「絶対に忘れるなよ」というような感じに意識をレベルアップする緊張感がありました。(あの頃)
当然私のクラスでも「忘れ物を無くそう」と、がんばっていたのですが、
どうしても忘れ物がなくならないのです。
とは言っても、忘れてくるのは、同じ生徒なんですけどね。
でも、熱血だった私は「全員で忘れものをなくすぞー」的な。
もちろん、生徒も、忘れることはよろしくないと思っていたので、私に反発することもなく、
少しでも忘れ物「0」の日を目指しました。
そうしたら、生徒の意識も高まり、少しずつ忘れ物が減ってきたのです。
ところが、AくんとBくんは常習犯。
明記しますが、2人ともとってもいい子(表現が適当でなければごめんなさい)で、可愛くて、大好きな生徒でした。
ある日、2人して、体操帽を忘れてきたのです。
「ちょっとー!!」と私に言われ、「反省」していました。
私、叱るのですが、あまり大きな声を出したり、人前で叱らないタイプなので、「ちょっとー」でも
生徒には私が爆発する寸前だったとのわかっていたと思います。
帰りのST(ショートタイム)で、明日の全体練習は忘れ物がないように!
って釘をさしたんですね。
翌日、練習の時に見ると、Aくんが体操帽を被っていなかったのです。
「ねえ、忘れ物無くそうって言ったよね」
「はい」
でも、なんか、私は腑に落ちなくて、
「次は持ってきなさいよ」
だけ言って体育会の練習をしました。 ずーっと考えながら。
Aくんは確かに忘れ物の常習だったけど、「なんか違うな〜」←これ、私のかんですが。。。
「はっ」と、思い浮かんだのが、、、
Aくんの性格上誰かをかばっている。。。
誰だろう、誰だろう。。。
そう、状況的にみて、同じ常習犯のBくんだろう。
友情で、友達をかばったんだ。(もう核心に変わっていました。)
つかつかと、Bくんの所にいき、帽子を借りたことを確認し、Aくんに返させたのです。
そして、帰りのSTで、私は、非常に苦しい思いで話しました。
今回、AくんはBくんが私に叱られることを考慮し、帽子を貸し、自分が叱られた。
これで、本当にいいのか?
これって、友達だから? 本当の友情だから?
2人とも(クラス全員が黙っていました。)
そんなの本当の友情じゃない!!
忘れ物をしたら、いいとは言わないけれど、「すみません」と素直に謝ればいい。
そして、次の行動を直せばいい。
貸すのも相手を思ってのことだろうけど、それは相手にとって良くないこと。
何より、なぜ、相手より自分が叱られればいいと思ったのか。
私の心の中はぐちゃぐちゃで、
・2人は仲良し
・友達を助けたい
・それが友情だと思っている
・でも、相手のことを彼らなりに考えた結果
それもぜーんぶ合わせても、私には「本当の友情」だと思えませんでした。
友達なら、「本当の友情」を持って欲しい。 そして、一緒に成長して欲しい。
私の想いを正直にクラス全員に伝えました。
すると、その後、同じようなことはなくなり、
忘れ物も限りなく0に近くなりました。
私は、今、このブログを書きながら、
みんなに会いたいと思いました。
きっと、素敵な仲間、家族に囲まれて人生を楽しんでいるんだろうなー。