ご縁をいただき、井波の木彫りの里にある
「匠雲堂」さんへ「のみ」を求めました。
左の「曲り丸のみ」と右の「丸のみ」どちらも三四郎 という名前ののみです。7分、21mm幅。
「曲り」の方は、お椀など、深い部分を彫る時に使います。
また、こちらからあちらへ、低いところから高いところへと彫るしかない時、とてもお役立ちです。
木を彫る時の大事なのは、「彫る向き」
これが、最初で最後と言っていいほど重要です。
ボウルやお皿はまず真ん中へ向けて彫りますが、仕上げ彫りの時は基本、一方方向へひらすらに彫ります。
それでも一方方向に彫る時とあちらこちらから彫る時とあって、それはひたすら木目との対話になります。
こちら、叩きのみですが、もちろん仕上げ彫りも。基本一番左のこ、1本で大抵の作業は可能です。
なので、講座ではこの左の子を主に使いますよ。