先日一回目のシュトレン制作の際のこと。生地を捏ねる作業中、夫がキッチンに入ってきて、、「何か手伝うことない?」と言ってくれました。
タイミング的に全然必要なく、というか、まさか!この神聖な作業任せられるか~と思ってしまった私でした(汗)。←実はこわい私。
でも、顔は変えずに「うーん、大丈夫だよ…」と。(^^;;
そうしたら、やっぱやりたかったんでしょうか。ずーっとわたしの作業を見ていて、何を言うかと思えば、
「へ~、ママでも本見て作るんだ。あんなに焼いてるのに」と言いました(笑)。
(確かに、普段はお料理本は読むの好きですが、実際作るときは、ほとんど見ずに作ります。特にお菓子は、基本的に、計量もしません。)
でもシュトレンはパンなので、それも年に一度この季節のみですから。
覚えやすい分量ですが、強力粉1kg使うので、失敗は許されないのです!
「そりゃね、シュトレンはアーモンドや、ドライフルーツたくさん入ってるし、バターも大量に使うから、高いからね、材料費。レシピ見るよ。もちろん。」と答えましたが。すでにちょっとだけ、イラッとしていた私です(遠い目、というか反省)。
すると夫いわく、「いっちゃんやみーちゃんにも教えるといいよ、シュトレンの作り方」。
今思うと、よっぽど作りたかったんかと思う。笑
その時は、「はっ? なんちゅう相変わらず高飛車な」と思いました。やっぱり、先生なんてお仕事がらか、子ども達に向けた言葉、いつも上から目線なんですよね。ほんと残念、せっかくいい線いってるのになあといつも思う。
で、私が言葉にしたのは、
「はあ~? 本人達が作りたければ、レシピ見て、作れるし。別に…教えるほどのことなんかないと思うけど?」
と突き放すように言ったんでした。(苦笑)
夫は「いや。教えるといいよ、ママの味だもん」と言い置いて出て行きました。
多分夫もやりたかったんだろうな。きっと。シュトレン大好きだし。(この時期にいつもシュトレンがたべられるのもやっぱり嬉しいんでしょうね(*^^*)
でも、糖質制限中の彼。結局夫はどうやら、一生続ける気らしいのです、糖質制限…すると夫自身はシュトレン(糖質のかたまりですから)、あんまり食べられないし、やっぱり自分で作るほどじゃあないよね、と私は思ってるわけなのですけど。
その後、お客様たちにもシュトレンお出しして褒めてもらって、教えてほしいなどとも言われ、その時も、レシピ見れば、誰でもできるよ(*^^*)、とお話しつつ、今日作りながら、そんなことを思っていたら、やっぱりちょっとしたコツとか、書いてない注意事項とか、多少ありますね。ああ、そうか、と思って。
お料理教室の意味についてあまり考えたことなかったですが、本には書けない力加減とか、ほんとにちょっとしたこととか、空気感的なもの、伝えたいことってあるかも、と思いました。
でも思うに
一番大事なのは
いかにレシピ通り出来るか、しっかり下準備することですね(*^^*)。
自分が作ると思わないで、何か空っぽでいつつ、信頼しつつ、本の通り(先生の言うとおり!)、にしたらきっとなんでもうまくいきそうです(*^^*)
出来上がりをしっかりイメージして、一つ一つ工程を丁寧にすれば!
きょう実は、第二発酵の時間を15分も長くしすぎてしまったのです。……(。-_-。) ちょっと違うことをしていたんです…
なのできょうは失敗に学ぶ日でした。
何かこれからのことにもきっと必要なメッセージだと思います。
失敗もありなのだということ(起こること全てオッケーですから)。
でも用意準備はとにかく周到にいたしましょう!。(違うことを同時にしなくていいように)ということかな。
きょうの子達、ふっくらしすぎです。山の形が分からなくなってる(^^;;
去年もあったなあ。そういえば一回。味には大して影響なかったなあと思い返しているところです(^^;;。