心温まる学びの時間になりました(大活力報告) | はっぴーはぐ★ママ達のしあわせのために

はっぴーはぐ★ママ達のしあわせのために

しあわせ子育てサークル「はっぴーはぐ」主宰、子育てコーチ、子どもの生きる力を育む美徳講座(Virtues Project)ファシリテーター、公文式教室の指導者であるSAYURIが、子ども達の無限の可能性とママたちの輝きと喜びと活力を引き出すヒントを綴ります。

昨日は、第7回目の活力増進会 でした。


今回のゲストは、ドンマイの会(北海道高機能広汎性発達障害児者親の会) の札幌支部長をされている
松浦琴さん。


琴さんと私の出逢いは、美徳のワークショップです。

琴さんは、私がよく紹介しているVirtues Project の先輩ファシリテーターなんですよ。

ワークショップ中、琴さんのお話で爆笑になり、場が和むことがたくさんあります。

また、発達障害などのシリアスな話をとても分かりやすく、前向きに私たちに教えてくれ、

「あ~~~、この方のお話で救われるお母さん達はたくさんいるだろうな・・・」とずっと思っていました。

いつか琴さんのお話を活力で皆さんに聴かせてあげたいビックリマークとずっと考えておりました。


そして、いつもの活力より大きな会場を予約し、

託児の助成も申請し、お母さん達に参加して頂きやすいように準備して来ました。

ちょっと大規模の活力増進会・・・ということで、「大活力」と呼んでいます音譜


子どもに障害があって、子育てがどんなに大変でも、

お母さん自身から「疲れ切っています。将来真っ暗です」みたいなオーラを出さないように、

身なりには気をつけようと思って来た、とおっしゃる松浦琴さんが登場すると、

会場がパッと明るくなりましたひらめき電球 いつ見ても、お美しい~~~ラブラブ


はっぴーはぐ★ママたちに輝きと喜びを・・・。-大活力


28名のお母さん達が参加してくれました。ありがとうございました。


はっぴーはぐ★ママたちに輝きと喜びを・・・。-大活力


お子さんが自閉症だと診断を受けるまで、

そして診断後もご自身が勉強して対応の仕方を掴んで行くまで、

その頃の記憶はモノクロやセピア色で、カラーじゃない・・・とおっしゃっていたほど、

壮絶なエピソードがたくさんたくさんありました。

でもそれらを笑いをたくさん入れながら明るくお話して下さいました。


はっぴーはぐ★ママたちに輝きと喜びを・・・。-大活力


普段はメモ禁止NG、シェア禁止NGの活力ですが、今回だけは、解禁とさせて頂きます。


お子さんのことで色々と悩み、話を聴きたいと思っていたけど、

どうしても外せない用事と重なって来れなかった友人が何人もいました。

また、お子さんの発達障害を考えると、託児に預けるのを遠慮されて、

来たくても来れなかったお母さんもきっとたくさんいらっしゃるでしょう。


なので、大切なポイント、私が心打たれたメッセージなどをシェアさせて頂きますね。


ただ、琴さんや参加者の皆さんのプライベートなお話はご紹介できません。

個人的なエピソードや貴重なライブ感は、直接参加された方だけの特典として、ご理解下さい。


発達障害だけではなく、障害のないお子さんの子育てにも十分勉強になるお話ばかりでした。


「その子に分かりやすい伝え方を探す」

よく注意しているのに噛んでしまう子どもに、「噛んじゃダメ!」を言い続けても解決しない。

その子に分かりやすく伝えること。噛む行為にも理由があることを理解してあげる。


「幸せか不幸かは、自分の気持ちが決めるもの」

普通じゃないから辛いの?

充実感がないから辛いの?

自分の子育ての仕方が、自分の子にヒットしていないから辛い。

でも、思った通りに出来なかった自分を責めない!

上手く出来なくても、そうやってみようと思った自分を認めてあげる。


「障害は少数派」

障害はダメなんじゃない!少数派なだけ。

ただ、多数派の文化を学びながら生きて行かないと生き辛くなる。

子どもの言動が、多数派(社会)の中で通用するかどうかは、一つ一つ教えて行く。


「行動は氷山モデル」

「ぶっ殺す!」「生まれて来なきゃ良かった」などのマイナスで自己否定感たっぷりの発言は、

本人が傷ついているアピールである。

言うからには言うだけの理由があることを理解してあげる。

行動は水面から出ている氷山の一角。

水面下にある巨大な氷山の隠れた部分が大切。

「そう言わせている原因は何だろう?」と考える。

その言動が起きて来るまでの環境や課程にフォーカスする。


「行き詰った時は、違う角度から見てみる」

自分がこれは大切!と思うことも、本当にそうかな?と考えてみることが大切。


「障害児の兄弟姉妹の方にたくさん意識を向けてあげる」

障害児に兄弟姉妹がいる場合、障害児3割:兄弟姉妹7割の意識で接してあげて丁度良い。

お母さんは気づかないうちに障害児にばかり意識が行って、兄弟姉妹についつい意識が行かなくなる。

30%:70%の意識で見るようにしていて、実際には丁度良いバランスになるから。

このお話をしてくれた時の琴さんの具体的な体験談は、涙が出ました。



発達障害の子を持つお母さんにとっても、

グレーゾーンの子どもを持つお母さんにとっても、

自分自身が当事者かも?というお母さんにとっても、

そして、「ふつう」の子を持つお母さんにとっても、

心が温まり、希望が見える大切な時間になりました。


今回参加できなかった方にも琴さんのお話を聴いてもらえる機会をまた作りますね。


医療関係者や専門家のお話を聴く機会はよくあります。

でも、24時間365日発達障害児と向き合い、

試行錯誤しながら育てて来ている先輩お母さんのお話は貴重ですものね。


今度は、もう少し少人数でランチやお茶をしながらお話を出来る茶話会みたいな感じはどうでしょうか?

琴さん、またよろしくお願い致します。


そして最後にもう一度。

参加して下さった皆さん、ありがとうございました音譜


また受付や会場設営を手伝ってくれた友人の皆さん、大変助かりました。

ありがとうございました音譜


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