毎月１回、ソレイユ エ シエルの仁代さんと開催している「暮らしの彩時記」。
季節ごとの行事や風習から浮かんでくるイメージやその時々の体験から感じたことを
「彩かさね」で表現しています。
（彩かさねはシンプルに丸と波をつかって色で表現するオリジナル手法です）
今月のテーマは「梅雨」。
みなさんは「梅雨」はどんなイメージを持っていますか？
かつては、静かにしとしとと雨が降り続き、鬱陶しくもあるけれど
その静かさが心を潤してくれるような感じも私の中にはあったんですよね。
でも最近では「線状降水帯」という言葉が耳慣れたものになってしまって
雨が降り始めたらちょっと気を引き締める、そんな感じになっています。
今回は、そんな最近の雨のイメージを表現してみました。
大きな雨音とともに一気に降り、あっという間に青空に変わる
そんなイメージで描いたのだけれど・・・
ちょっと爽やかになってしまった・・・。(^^;;
もう少し黒を効かしても良かったのかもしれませんね。
その勇気がちょっと足りなかったかな。
黒は嫌いじゃない。
むしろ好きだし、パステルの作品でもよく使う方だと思うけれど
その加減が難しいと感じる色です。
またトライしてみよう！
それはともかく、近年は雨だけでなく猛暑日も続くことも当たり前になってきています。
もう以前のようには戻らない。
人間にとって快適なことだけに目が向いていて、地球も含めて全ての生命体が
安定して、安心して暮らせるように意識を向けてこなかったからではないでしょうか。
私たちの意識と行動で今の状況を変えていくことができるのか
その限界点をすでに超えてしまっているのかはわからないけれど
今できることを。
それは地球の環境問題だけに限らず、暮らし方においても
競争、奪い合いではなく互いがよくなる道をどうやって見出していけるのか
という問いでもあるように思います。
水に委ねて思いのままに色と遊ぶひととき。
作品を作ることが目的ではなく
色彩を通してご自身の可能性と出会っていく時間です。
絵心や描いた経験は必要ありません。
（浜松）６月２７日、7月4日、25日（木曜日）
１０時〜１２時
（袋井）７月５日、１９日（金曜日）
１０時〜１１時半
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