前回の続きですが、これまでの経験として
敷金返還の任意交渉
原状回復費用不存在の交渉
原状回復費用請求訴訟(貸主側)
全てやったことがあります。
敷金返還の訴訟は経験がなかったのです。
知り合いの弁護士に聞いても
「経験がない」
と言っていました。
今回、訴訟提起できた原因は
原状回復費用が55万円で合計57万円くらいの経済的利益があったからです。
修繕費を免除してもらって敷金が帰ってくれば57万円分得をするという意味です。
加えて…生活保護者なので、法テラスが使いやすいというのも大きい理由でした。
ちなみにですが修繕見積もりはかなり高かったです。
考えられるケースとしては
①見積もり金額(単価、範囲)が高い
②めちゃくちゃ汚い
ようなことが考えられますが今回の大きい原因は
②に加え、やや高いこと、敷金ガイドラインの減価償却を無視して全額の請求をしているためでした。
ちなみに
現地立会いもしましたがすごく汚かったです。。
こういうケースでは管理会社ではなく大家と直接やり取りをすることになります。
管理会社は修繕費の請求は出来ないんです(弁護士法72条)。
続く