葬儀の段取り | 結川さゆきオフィシャルブログ「To be part of...」Powered by Ameba

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皆さんおはようございます。


いつもイイネや暖かいコメント
メッセージなど沢山ありがとうございます😭


実は、前回ブログを書いた後から
とても体調が悪くなり
病院でCTや血液検査などしましたが
特に何も問題ないとの
診断を受けました。。。

食事が摂れなくなって
起きるのがやっとくらいの
体調の悪さに母が
この何ヶ月も緊張状態だったし
張り詰めていたものが
何もなくなってしまって
無気力になってるだけよ。

ほら、お酒飲んでたっぷり寝たら
3日で治ると言われました。
一昨日くらいから
食事も食べれるようになりました。








2021年1月1日

13:30過ぎに死亡確認や書類を
済ませた先生が
最後に巖ちゃんの右腕から
入れていた
IVHを取ってくれました。
「すごい良いヤツ入れてるな〜。
これだからウチの病院は赤字なんだよ」

私の心の声が反応した赤字。
巖ちゃんの入院が決まった時に
ネットニュースに出ていた
この病院の赤字報道が
本当だったんだと。
そんな報道を鵜呑みにした私は
保険外でも良いので
良い治療をしてやって下さいと
失礼な電話をした事を思い出した…。
小さいな私。


可能性として言われていた
2月末から確定診断までの2週間弱
膵臓癌と腹膜播種は
調べに調べて
勉強した3月。。。


今後どうなっていくかも
泣きながら覚えた。

約10ヶ月毎日膵臓癌と腹膜播種の
ことを調べ続けていた。



初めてこんなにも勉強したと思う。





さて続きを。



先生を見送った後
訪問看護の方と一緒に
エンゼルケアをいたしました。

酸素マスク外したら
身体から管を抜いて
石鹸で洗って
暖かいタオルで身体を拭いて
髪の毛は巖ちゃんが長年
使っていたメリットで
シャンプーして
髭剃って鼻毛切って
たっぷりと保湿して
巖一丁蘭着せて。。。


待っていた葬儀屋さんに
お願いしました。

ささっと巖ちゃんの部屋を
仕上げてくれて
それから今後の流れを
教えてくれたんだけど
今言ってもわからないことが
ほとんどだと思うから
いつでも電話してこい!と
その都度決めていけばいいからと
言ってくれました。

斎場は最短の1月6.7日で
抑えた事を伝えられた。
その間、巖ちゃんの部屋は
窓を開けて昼間はカーテンを閉める。
部屋が温かいとダメだから
それだけ気を付けてねと。

それまで毎回10時頃
ドライアイスを交換しに来るね。


通夜と告別式はどうするか
コロナ禍で
どうしているのか気になって
聞いてみると。

マスクは必須
参列者がつけていない場合は
マスクを渡しつけて頂くよう
促すらしい
密にならないように
感覚を開けて
並んで貰い
数人単位で案内していくのが
コロナ禍での葬儀だと言う。

そしてお清めの先はなし。


志村けんさんが亡くなった報道が
出る前は通夜はせず
身内だけで行う事が多かった
コロナ禍での葬儀。

志村けんさんのお兄さんが
メディアで
語った事がキッカケで
通夜、告別式をやってあげたいと言う
親族が増えたんだそう。


判断は私達家族。


どうするか…



巖ちゃんと言う人柄を
考えた時に

常に周りに人が居て
人に囲まれるのが大好きで
面倒見もよくて
寂しがり屋。

そしてミニマムだけど
会社も経営している。

それを考え私は
通夜、告別式をやろうと
言う判断をした。

ママはお姉ちゃん(私)が言うなら
そうしようと言い
末の弟は任せると。。

すぐ下の弟は
会社の付き合いもあるし
お姉の判断で良いと思うと言った。


亡くなってまだ2時間ちょっとで
色んな事が決まってくる。


続く。。


姪っ子にデレデレしてる巖ちゃん
5年前の写真。