誰がって、さゆがです。
朝からいつものように「学校いや~!!」
いや朝からと言うより昨夜から。
昨夜は夜にしては泣いたりしてたし、いつもよりは寝付けなかったみたいだし、さゆの中で何かあったのかもしれない。
今朝はいつものように私から離れず「学校いや・・・」を繰り返してました。
そんなさゆを見てかはるまで「保育所行かなきゃダメ?」と言い出す始末。
はるには最近義母に送り迎えを頼んでいたので
「今日はママ、はると保育所いけると思って楽しみにしてたんだけどな~」と言うとわりとあっさり
「じゃあ、今やってるDS終わったらね~♪」と保育所に行くことを了承してくれました。
さゆの「いやだ~」に日々振り回されてるとこんな天然のはるにかなり癒されます。
はるは難なく保育所へ。
その時間にはすでに学校は授業中ではあるんだけど、さゆは「いやぁ~」を繰り返しているのでとりあえず家に待たせておきました。
保育所から帰ってくると1時間目もそろそろ終わるんじゃない?って時間。
今日は朝から「一時間目の音楽は出たいけど、他がいや・・・。」なんて贅沢なことを言っていたさゆ。
「もう一時間目終わるんだけど・・・」と言うと「いや~」がヒートアップ。
いつもならぶち切れる私なんだけど(きっとこれがさゆのイヤを加熱させてる原因なんだけど)今日はちょっと冷静に。
さゆと話をしてみることにしました。
*今はさゆはまだ小さいからパパやママの手助けがいるのは当然だと言うこと。
*でもさゆもはるも生まれたときから一人の人間であると言うこと。
*大きくなったらひとりで何でもしなくてはいけないと言うこと。
*そのためには今から一人で出来ることはしていかなくてはいけないと言うこと。
*パパとママはどうしても出来ないことは手伝うけど、それがいつまでも続けられることではないと言うこと。
*学校は本来一人で行くべきところなんだと言うこと。
*今はさゆの心が少し弱くなっているからついていってあげるけど、いつまでも続けられないこと。
*これから一人で学校に行くようになるには心を少しづつ強くしていかなければいけないと言うこと。
*一度に強くなるのではなく、少しづつでいいと言うこと。
*学校は何をしたって楽しくないと思うと本当に楽しくなくなってしまうと言うこと。
*学校にいつか楽しく行けるようになりたいと思えば、本当に楽しくいけるようになると言うこと。
*学校にちょっと頑張って行って、もう頑張れないと思ったとき『もう限界』と先生に言えるのはちょっと強くなったと言うこと。
*学校に行ってもう限界なのに先生に言えずにずるずる最後までいてあとでママに文句を言うのはさゆの気持ちがちょっと弱くなったと言うこと。
その他にもねちねちと何か話したかもしれないけど、そんなようなことをさゆに話しました。
さゆは時々泣きながら話を聞いてくれました。
最終的に今日学校をどうするのかを決めるのはさゆ。
私は洗濯物を干したりしながらさゆの返事を待ちました。
その結果が「今日は頑張れない気がするから休む。」
・・・休むのかい
ママの力説はどこへ~~~~。
でも明日はどうするのか聞いてみると
「最後まではいられないかも知れないけど行く。」って。
そんな感じで今日はお休みしているさゆです。
本当は今休むとかなり迷惑。
学校で学芸会の劇の練習をしています。
一人でも休むと劇の練習が成り立たないの。
それも説明したんだけどなぁ。
休むってことになったのでもう2時間目も終わるよって時間になってから学校にTEL。
たぶん出たのは教頭先生。
私「2年の○○ですけど、担任の先生に今日はお休みしますと伝えていただけますか?」
教頭「さゆちゃん、どうしちゃったんですか?」
私「(えっ、どうしたって言われても・・・)いや~ちょっと調子が悪くてぇ~」
教頭「ははっ、わかる気がします。先生に伝えておくので今日はさゆちゃんにゆっくり休ませて上げてくださいね。」
校長先生と教頭先生はさゆが学校に行きたくないのを知っています。
ついでに私が妊婦であることも知っています。
だからわかる気がするのかしら?
なんとも気さくな感じの教頭先生です。
(一週間ほど前まで教頭先生のことを事務のおじさんだと思っていた私・・・。今年の春に変わってから顔知らなかったんだもん・・・。)