物語としては、よくあるなーという感じの進み方、登場人物たちでしたが、舞台芸術としては、美しく私の好みでした☺️
はっきり言っちゃうと、ロミジュリとシェイクスピアと白夜の誓いを混ぜたようなお話かな😅
新鮮味はなかったけれど、これはこれでアリとしましょう。
では、早速個人の感想へ!
○真風涼帆
ポスターからしてビジュアルがとても好みだったのですが、実物もとてもとてもかっこよかったです😊
いろんな方がおっしゃってましたが、ゆりかちゃん天才が似合うな~
なぜかわからないけど、似合ってました。
これがオーラというものなのか…
カテリーナの絵を描くところが、BGMもないので、劇場全体にゆりかちゃんの声が響いてドキドキしました💕
そして、お得意の顎クイ!
ドキドキ~☺️
滑舌が少し気になったけれど、まああれは通常運転といえばそうかもしれない😅
観劇した中で一回だけ噛んだことがあってひやひやしました💦
白鷺もそうなのですが、主題歌が耳に残って仕方がない(笑)
曲が耳に残るのか、それともゆりかちゃんの歌い方なのか…
あとは、フィナーレですね。
せーこさんとえび様に挟まれていい男すぎました…
娘役を従えて踊るのがなんて似合う方なんでしょう。
でも振り付けが個性的だったので、少し気になりながら観てました😅(何か描いてた?)
デュエットダンスもあやちゃんとまどかちゃん両方観ましたが、やはりトップコンビはすごいなあと痛感させられました。
ゆりかちゃんもまどかちゃんとの方が踊りやすいのだろうなあと思いました。
まあお稽古した回数の違いかもしれませんが。
デュエダンのゆりかちゃんも白いお衣装がよく似合っていて、素敵でした!
東京ではさらに繊細なレオナルドを、そしてフィナーレでは大胆な真風涼帆を見せていただけることを期待しております。
◯星風まどか
カテリーナ、本当に似合ってました😊
私は天河のユーリより、カテリーナの方がまどかちゃんにははまっていると思います。
大人っぽい役を当ててみて正解。
普段のまどかちゃんも意外とキャピって感じではなくて、しっかり者な印象なので、これからも演出家の方々には見た目ではなく、本質を見て役をつけていただきたいですね。
レオナルド、ロレンツォ、グイド、ジュリアーノ、サライ、それぞれの登場人物との関わり方の演じ分けも素晴らしかったです。
やはりまどかちゃんは男性からモテモテな役にどうしてもなってしまうのですね(笑)
まあ今回はモテモテなんて明るいものではなく、その奥に闇がみえましたが😅
籠の中の鳥のような弱さ、可憐さ、そして恋を知って飛び立とうとする姿。
とてもまどかちゃんがしたい表現が伝わってきているように感じました😊
あと、ジュリアーノの婚約披露のときの舞いが美しくて、見惚れました…
序盤は怪我もあったのに、全く気にならず、さすがプロだなあと思いました。
そして、フィナーレ。
デュエットダンスの部分休演がありましたね。
あやちゃんもまどかちゃんも両方よかったです。
ですが、やはりまどかちゃんはトップ娘役としてのプライドが見えたといいますか…
いつもより良く見えたんですよね。
あやちゃんもまだまだ若いのに、大劇場の真ん中でトップスターとデュエットダンスを務め上げたのは素晴らしいことだと思います。
ですが、厳しいことを言ってしまうことになりますが、あやちゃんとまどかちゃんのデュエダンを見比べることで、トップ娘役とそうではないタカラジェンヌの差がはっきりとわかりました。
例えるなら、あやちゃんは蕾でまどかちゃんは満開の桜。
あやちゃんはまだ研2?ですから、仕方ないと思います。
あやちゃんが悪かった訳ではないけれど、トップ娘役の自覚ってここまで舞台に出るのだなあと実感しました。
貴重な経験ができてよかったです😊
あやちゃんもこれからどんどん技術を磨いていっていつか蕾を咲かせてください。
まどかちゃんの東京での奮闘も楽しみです☺️
○芹香斗亜
ロレンツォ様…💕
いや~、あれは観劇後皆ロレンツォの女になりますよね~(笑)
キキちゃんも脂がのってきましたね!
貫禄たっぷりでした!
ロレンツォはやはり隙がなくて、背中にも目がついているような人物でした。
印象に残ったのは、最後の教会の場面での台詞。
ジュリアーノに対して、
お前を利用しているのは、あいつらも同じ。
ニュアンスですが。
兄が弟を利用するって切なくなるけれど、この台詞の中には弟を思う兄の気持ちとメディチ家当主としての威厳の両方が入り交じっているような感じがして、思わずほ~となりました。
あとは、カテリーナがいなくなったら今度は新しい愛人がいるあたり、さすがだなと(笑)
そして何と言っても、フィナーレですよフィナーレ!
私も裁かれましたよ、皆様…
そしてしっかりとキキちゃんのウィンク被弾してきました😉
濡れ髪はずるいよ、芹香さん…
曲もいいですし、フィナーレ楽しみに通っていたのも事実です(笑)
東京でもどんどん裁いてくださいね!!(テンション)
○愛月ひかる
インパクト大でしたね。
またまた怪演。
愛ちゃんにぴったりなお役でした。
色気もあって…
あんな司教いたら、皆通うでしょ(笑)
でも色気といってもキキちゃんとはまた違いましたね。
確かに重要な役どころではあったけれど、トップになる方がするお役ではないなあ…
完全にパッツィ側でしたし。
どちらかというとあきらくん(瀬戸かずや)に近づいてきた感じかな。
そして、なぜかラスプーチンと黒太子の両方がよぎるという(笑)
愛ちゃんにも似たようなお役ではなく、いろいろなお役を当てていただきたいです…
ただでさえ濃い役のグイド司教をより色濃く演じた愛ちゃんにはもうあっぱれとしか言いようがありません。
専科に行ってもいろんなお役にチャレンジしていって、幅を広げてほしいですね。
○桜木みなと
拗らせてましたね~~~
そしてまた弟~~~
でも、今までより印象が残りやすい弟でした。
ずんちゃん舞台上でずっとイライラしているのでは?(笑)
憑依型ジェンヌだから疲れそうで心配です💦
私のツボは、酒場ですかね😊
ずんちゃんも色気やばかった…
というか、メディチ兄弟の色気が尋常じゃなかったですね…
え、え、今夜の相手?3人まとめて?
ずんちゃんいつの間そんなキャラに…(自粛)
と様々な感情がぐるぐると(笑)
真剣な話をすると、ロレンツォと対峙するところは、ぐっときましたね。
剣の先が震えていましたし、表情もよかった。
やはりずんちゃんの役作りが好きだなあと。
拗らせもいいけれど、救いようがない悪役もみてみたいですね😊
その他のことを言うと、ららちゃん(遥羽らら)が悲鳴でるほど可愛かったです(笑)
彼女もどこかパーシャルタイムトラベルを彷彿とさせる感じで…
…田淵先生。
じゅりちゃん(天彩峰里)は少年役が上手すぎます。
経験があるからかもしれないけれど、サライの
切ない役どころを上手く演じておりました。
今回の公演で思ったのは、愛ちゃんかずんちゃんの組替えがあるだろうということ。
案の定ありましたが…
この感じだとずんちゃんは上がっていくでしょう。
舞台写真の枚数もずんちゃん、そらくん、もえこちゃん、各1枚ずつ増えました。
愛ちゃんが異動することを見越した枚数でしょう。
次回別箱の振り分けも同様に。
愛ちゃんの専科デビューは、3番手が不明瞭な花組、雪組、星組への出演が想定できます。
この3組の3番目あたりにいる方の共通点はバウ主演をしていること。
ですが、愛ちゃんは東上主演をしているので、何の問題もなく3番手として出演できると思います。
個人的に予想しているのは、雪組です。
愛ちゃんの得意分野である日舞を生かせるのは雪組だからです。
ちょうど次回大劇場が日本物ですし。
ですが、3番手羽を背負っていないので、3番手不明瞭な組以外には完全に別格役で出演すると思われます。
あと、宙組に戻ってくるかどうかですが、異動前にずんちゃんの扱いが上がっている以上、ずんちゃんが宙組にいる限り、戻ってこれないと思います。
ずんちゃんの扱いが変わらない、もしくは下がっていて、その後の異動なら戻れます。
ですが、端的に言うと愛ちゃんは今回のケースだと、ずんちゃんに追い出された形になるのでは…?と考えています。
キキちゃんがやって来たのもあるかもしれませんが、キキちゃんが来ても来なくても、未来があるなら3番手羽を背負わせたでしょうし。
ここからずんちゃんがどこまで上がるのかはわかりませんが、愛ちゃんが宙組に出演できないのは確定ではないでしょうか。
とりあえずこれぐらいで終わりますね。
また思い出したら書くかもです☺️
次の観劇予定はファントムのAパターン!
チケットやっと手に入れました…!
楽しんできまーす!
ではでは\(^_^)/